昨年の今日、ブログで「縁を切った母」の話をしましたが、(縁を切った母。それでもなぜか、、、)大好きだった自分の家族とも和解して仲直りできた1年。そして最愛の祖父とお別れした1年。たかが1年されど1年。「人生いつなにが起こるのかわからないね」っていうのを、“家族”というキーワードで感じたような気がします。
「生きづらさ」をテーマにしたWEBマガジンを発行しているPlus-handicap(「なんとなくしあわせ」の大切さー柔道整復師&メンタルケア心理士の千葉司さんに聞く)さんと関わらせてもらうようになったり、東京新聞の記事や「小道の部屋」で生きづらさをテーマにしたりもしました。
「生きづらさ」を考えた時、対になるのは「生きやすさ」だと思いますが、この1年で「生きやすさって実は存在しないんじゃないか。生きづらさがあるからこその人生なんじゃないか」そんな仮説を立て、それを実践したような気がします。
日々に「生きづらさ」を感じてる人はたくさんいるが、実は世に存在するすべての人間は生きづらさの中で生きている。なぜなら、「生きやすさ」を求めた時すべてが思い通りになるわけがないからであって、その「生きやすさ」への求愛活動が人生そのものなのではないのか?
そんな仮説だったんです。
「生きやすさ」を言い換えると“理想的な”とか“期待通り”になるかと思います。果たして、すべてがその通りになっているのでしょうか?
•今すぐに会いたい人に会いたい。
→どこでもドアでもない限り無理
•今すぐに大金が欲しい
→お金は空からは降ってこない
•瞬時に賢い頭脳が欲しい
→寝てても知識も情報量も増えない
•病気や怪我をすぐに治したい
→それができたら医者はいらない
•理想通りの結婚生活を送りたい
→絶対に一つくらいは結婚で不都合が生じる
などなど、数え上げたらキリがないんです。理想通りなんかいくわけがない。だからみんながみんな「生きづらさ」の中に生きてるんです。きっと。
SNS上でリア充満開な人も、お金持ちそうな人も、政治家もアスリートも有名人も、とにかくすべての人は生きづらさの中にいるんです。僕やみなさんだけじゃない。
でも、だからこそ追いかけるべきものがあって、苦しみがあって喜びがあって、そして理想や期待を得るために考え行動するシステムが人間には備わっているんだと思うんです。
苦しくて仕方ない人もいると思います。
投げ出したくてどうしようもない人もいると思います。どうしても比較してしまって自己嫌悪に陥る人もいると思います。
でも大丈夫です。だって、全世界中の人が「生きづらさ」の中で生きているんですから。
例え求めていたものが手に入ったとしても、また新たに「理想」が生まれ、死ぬまでそれが繰り返されるんですから。
ここ何ヶ月か、胃がずっと痛かったんです。
理想通りにならない、うまくいかない、考え行動することのストレスで、胃から出血してタール便(上位消化管からの出血による真っ黒な便)が出ました。きっと胃潰瘍なんですけど「あー、僕自身も日々求めて動いて、先が遠くて仕方ない時にストレスを感じるんだなぁ」って実感できました。
人間万事塞翁が馬です。幸と不幸は順番にやってきます。そしてそれは永遠に続く。
国と国は理想を求めて戦争までしてしまいます。
組織間や個々人間でも争ってしまったりします。
でも、生きづらさは必ず繰り返され、生きやすさなんか存在しない。だからそれを認めて理解して、生きづらさと生きやすさの狭間で生きることが、僕にとっての人生の生き方な気がしています。
それでも、明日のみなさんが生きやすい日になるように。そう願う日々なのです。
福井でもようやく開院しました。胃を痛めましたが(笑)1人でも多くの人と「生きづらさ」を共有して、生きやすさに近づけるお手伝いをしたいなと思います。それが僕の生きやすさへの一歩なのです。
不定期開催『小道の部屋』
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