「どうやって歯科知識の勉強をしているのですか?」 | 現役 &現場TCが歯科医院を成功に導くTCを育成「Professional TC 道」/福岡

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現役で歯科医院に勤務しながら、Professionalなトリートメントコーディネーター(TC)の育成&普及活動をしています。



私がよくいただくご質問、ご相談を紹介します。


 

TOP5に入るんじゃないか⁉︎というくらいよくお尋ねされるのが…

 

「どうやって歯科知識の勉強をしているのですか?」

というご質問。

 

ちょうど現在、勤務先の院長が執筆した記事がWHITE CROSSさんに掲載されています。

⬇︎

【K-Projectプロデュース】全顎治療時に取り入れたい3つの習慣


(※全文読んでいただくには会員登録が必要そうです。歯科医師でなくても登録できます。私も会員登録しています!)





私は掲載されている内容を理解した上でコンサルテーションを行っています。

 


私達TCが患者さんに行うコンサルテーションにおいての情報提供は、院長の診断・治療計画です。

と言っても、院長から聞いたことをただ伝えるのは単なる伝言です。

わざわざTCがしなくても済むことです。

 

TCは、院長の考えをコピーできているくらいでなければなりません。


 

そのために日々、勉強です!

骨格・歯列・咬合、ペリオ、カリエス、全身疾患、生活習慣…

学びの範囲は多岐に渡ります。

 


私の勉強法を少しご紹介します。

時々Drの勉強会に参加させていただくこともありますが、独学がほとんどです。

 

私が勤務する医院では、院長の考えがスタッフに浸透するように、手書きのカルテに診断や治療計画を記入してもらっています。

 


まずはそのカルテに全部目を通し、書いてあることからその方の口腔内をイメージします。そして、パノラマや口腔内写真、P検結果などの資料、主訴や治療歴、初診カウンセリングで聴き取りした背景などからリスク、なぜそうなったのかなどを想像して、自分の考えを院長にザーッと伝えて答え合わせをします。


そこで分からなかったこと、違ったこと、知らなかったことなどを解説してもらい、

そのことに関する詳しい書籍があれば教えてもらい読みます。

それを患者さん向けの言葉に変換するのに、雑誌やネット情報を参考にしたりすることもあります。

調べ物をする時は、書籍→雑誌→ネットの順です。

 


大事なのは、とにかく想像して疑問を持つこと!

 

そうすると、こういう時は院長こう考えるだろうな…とだいたいのパターンが掴めてきます。

このようにして、少しずつ知識や引出しを増やしていきました。

 

 

医療、情報は日々進化し続けています。

歯科知識に限らず学び続けています。

ご参考になれば…。