605号 個人事業は売上300万円より帳簿が大切に | たっくすニュース

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文字数の都合により詳細な説明は省略しております。
ご了承のほど、宜しくお願い致します。

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  「たっくすニュース」 2022年10月14日(第605号)
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│■│ 個人事業は売上300万円より帳簿が大切に
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 たっくすニュース601号(8/15発信)でご紹介した「売上300万円以下の副業は雑所得へ」の内容について国税庁は今月、新たな通達改正案を公表しました。

 8月の段階では売上300万円以下は原則雑所得としていたのですが、多く(7,059件)のパブリックコメントを経て修正が加えられた様です。
 公表された事業所得と雑所得の区分イメージ図はこちらです↓
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│収入金額      │帳簿あり    │帳簿なし  │
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│300万円超  │概ね事業所得│概ね雑所得│
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│300万円以下│概ね事業所得│雑所得    │
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 簡単にご説明致しますと、帳簿書類が適正に作成保存されていれば概ね事業所得として構わないという方針へ転換されました。
 ただし、帳簿書類があっても例年(概ね3年程度)収入金額が300万円以下であり、かつ主たる収入(給与等)に対する割合が1割未満であったり、営利性が認められなかったり(収入を増加させたり、黒字にするための努力をしていない)する場合は雑所得と判断されます。

 逆に帳簿がなくても収入金額が300万円を超えるような規模で行っている場合は、帳簿がないというだけで雑所得という判断はしませんとの事です。
 この改正は本年(令和4年)以後の所得税について適用されます。

■■ 年末調整資料の紛失にご注意下さい ■■
 10月も半ばを過ぎ、年末調整に関する資料が届く時期となりました。
 紛失等なさらぬようご注意なさって下さい。

 なお、国税庁ではチャットボットによる年末調整の相談を開始しました。
 原則24時間対応ですので、一般的なご質問はこちらでご確認下さい。

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送信元 豊島税理士事務所 豊島正純
〒142-0063 東京都品川区荏原4-1-4-201
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