577号 インボイス制度で何が変わる? | たっくすニュース

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税金の話しを中心としたコラムを掲載しております。
文字数の都合により詳細な説明は省略しております。
ご了承のほど、宜しくお願い致します。

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  「たっくすニュース」 2021年8月13日(第577号)
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│■│ インボイス制度で何が変わる?
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 まずは、一般的な消費税の計算方法を具体例でご紹介致します。

【例】当社はA社から220円(内消費税20円)で商品を購入し、B社に330円(内消費税30円)で販売しました。
 この取引で、当社が納める消費税はいくらでしょうか?

【答】受取消費税30円-支払消費税20円=10円

 正解はB社から受取った消費税30円からA社に支払った消費税20円を差し引き、差額の10円を消費税として納めます。
 この計算は、当社がA社に支払った20円は「当社に変わってA社が納税する」という前提で成り立っています。
 もし、A社がこの消費税20円を納めなかったら、当社はB社から預かった消費税30円をそのまま納めなければ計算があいません。

■ 登録番号は課税事業者の証
 ここで問題なのが、A社が消費税を納めるか否か当社にはわからないという点です。
 2023年10月以降、インボイス制度導入によってこれを確認できるようになります。

 なぜなら、インボイス制度の登録番号を記載した請求書は消費税を支払っている事業者(課税事業者)しか発行できないからです。
 2023年10月以降、受け取った請求書等に登録番号が記載されていない場合、たとえ請求書に消費税額が記載されていても、消費税額を控除することはできません。
 受取った登録番号が正しいか否かは10月以降、国税庁のHPで確認する事ができます。

■ 売り手・買い手に保存義務
 この関係を成立させる為、売り手は買い手に対して適格な請求書等を発行する義務とその写しを保存する義務が生じ、買い手も支払った消費税を控除する為に適格請求書等を保存する義務を負います。

 次号へつづく…
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