570号 預貯金照会は年間6,000万件! | たっくすニュース

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   「たっくすニュース」 2021年5月4日(第570号)

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│■│ 預貯金照会は年間6,000件!

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 国税通則法第74条の12に「国税職員は国税に関する調査について必要が

あるときは、事業者又は官公署に帳簿書類その他の閲覧又は提供を求める

ことができる(一部省略)」とあります。

 これに基づいて行われた国税当局による金融機関への預貯金照会件数は

年間約600万件(1月約50万件)にもおよぶそうです。

 国税以外にも自治体による生活保護申請受付時や年金保険料滞納時の財

産調査等でも照会は行われており、これらを合わせると件数は10倍の約

6,000万件(1月約500万件)になります。

 

■ 照会手続きは紙ベースだった

 これまでこれらの手続きは全て書面で行っていたというから驚きです。

 大手銀行では照会件数が月間数十万件にもおよぶため、対応に専属の人

員を配置して手作業で契約者を確認し、回答を作成して発送・保管等も行う

という業務を行っていたそうです。

 なんだか昨年の特別定額給付金支給時の自治体のドタバタ対応を思い出

しますね…

 

■ ピピットリンク

 国税庁では昨年10月からこれら照会業務のデジタル化に向けて一部の国

税局・税務署と金融機関で実証実験を行いました。

 結果は良好との事で、今年10月から全国でオンライン照会業務が導入され

る予定です。

  書面では平均11.3日かかっていた問合せ期間はオンライン化で平均2.5日

に短縮される等、国税と金融機関双方にとって業務効率化が図れそうです。

 オンラインによる照会業務はNTTデータが提供する「pipitLINQ」を介して実

施されるとの事。

 まだ全ての自治体・金融機関が対応しているわけではないそうですが、今後

導入する機関は増えそうですね。

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