最近梅雨入りしましたので、梅雨に関連した情報をお伝えできればと思います。
でもそもそも「梅雨」って、どうしてそう呼ばれるようになったのでしょうか?

「梅雨」の語源は?
「梅雨(つゆ)」という言葉の由来にはいくつかの説があります。

一番有力なのは、中国から伝わった「黴雨(ばいう)」という言葉が語源というもの。
黴(カビ)の生えやすい季節の雨という意味で、それが後に「梅」の字に変えられました。

これはちょうど梅の実が熟す時期と重なることからとも言われています。
また、「つゆ」という読みは、「露(つゆ)」=水滴のようなイメージや、「潰ゆ(ついゆ)」=物が腐りやすい、という言葉から来ているという説もあります。

実は世界にも「梅雨」がある?
梅雨といえば日本特有の気候に思えますが、実はアジアの広い地域に見られる気象現象です。
中国南部、韓国、台湾などにも同じように雨の多い「梅雨(メイユー/チャンマ)」の季節があり、それぞれの国で梅雨対策が行われています。
また、「モンスーン」と呼ばれる季節風の影響で、インドや東南アジアでも雨季がありますが、こちらは梅雨よりもさらに激しいスコール(豪雨)を伴うのが特徴です。

じめじめして気が滅入る・外出ができない……そんな季節ではありますが、だからこそおうち時間を充実させるチャンスとも言えますので、
皆様も色々工夫をして、梅雨の時期を乗り切ってもらえればと思います。

MN