先日、自宅のパソコンが壊れました。
なにもしてないのに壊れた! ……というわけではなく、実のところ前兆はありました。
SSDとメモリの増設をしてからというものの、突然パソコンがシャットダウンをするクラッシュ症状が度々起こるようになりましたが、その時期に発売された某狩猟ゲームのクラッシュ報告は全国的に報告されていましたので、見て見ぬふりを続けておりました。
特に増設作業は、自分でやるか(無料・即日)、店舗に持ち込んでプロにやってもらうか(有料・10日間)という選択肢を前に、己の力を信じて突き進んだので、そのせいだと知りたくない気持ちがあったのです。
騙し騙し暮らしていたある日、突然、タスクマネージャーをはじめとしたWindows標準アプリが失踪しました。
画面に現れるエラーメッセージを手掛かりに、どんなヘルプページを見ても、
“まずはタスクマネージャーを開きます”(開かない)
“まずはスタートボタンを押します”(押しても何も起こらない)
と、どうにもならず、最後の力で、思いつく限りのデータを増設したSSDに逃がし、取り外したうえで、人生初のWindows初期化を行いました。
無事にデータは逃げ切り、色々と機能は戻ってきたものの、少しずつ自分好みに変えていた設定や、ダウンロードしていたアプリを取り戻すのに1日を要し、いまだに慣れない操作感に四苦八苦しています。
この経験から、「違和感は無視しないこと」、「データは色々な場所に保存すること」、「意外となんとかなる」という教訓を得えました。
いざという時の荷物は少ない方がよい、と、家の掃除やスマホのデータ整理も捗りました。
また、結局初期化した後も当初の症状は収まらなかったため、逆に不具合の原因をほぼ特定できる良い機会となりました。
人間万事塞翁が馬と、何事も長い目でプラスの学びに変えていきたいと思います。
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