みなさま、こんにちは。
寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
私たち税理士法人は、個人の確定申告の提出が本格的にスタートし、寒くても風邪を引いている場合ではない状況です。
 
さて、今日は確定申告のお話です。
個人の確定申告作業は、法人の確定申告とは少し違い、転記作業が多くあります。
源泉徴収票をシステムに転記、生命保険料控除証明書をシステムへ転記、寄付金の控除証明書をシステムへ転記。
転記、転記、転記…と、機械的に右から左に移し替える作業を繰り返すことが多くあります。
 
しかし、ここ数年はAI機能が発達し、紙でもらった資料をPDF化、そのPDF資料をシステムに読み込ませる、相違が無ければ、システムに取り込むといった作業で、手入力で行う作業が格段に減りました。
 
ただ今はまだ、PDF資料が薄かったりすると誤認識したり、住所の上に印影がある資料だと、住所だけ読み取ってくれればいいものの、頑張って印影までを認識しようとしてくれます。
 
私たちの仕事は、一つのミスが大きな影響を与えることがあるため、AI機能が発達しようとも、基礎資料と照らし合わし、目で見て判断をし、金額等に相違がないかのチェックを繰り返します。
 
今後、AI機能が発達することで、私たちの作業は格段に楽になることは間違いなく、それと同時に、私たち人間も同じようにアップデートをして、クライアントにより良いサービスを提供できればと思う、今日この頃です。
 
確定申告の提出がスタートしたばかりではありますが、時が過ぎるのは早いので、まだ、手を付けていない方は、早めに準備に取り掛かって頂ければと思います。
 
金沢