新シーズン開幕を前に、毎年催されている新体制お披露目イベント。

 

おらが町のクラブ・水戸ホーリーホックでは、

 

長年、無料で気軽に参加できるものだったんですけど、

 

昨年から突如として有料化され、一気に敷居が高くなってしまいましたショボーン

 

ビッグネーム不在で、選手の入れ替わりも激しい清貧クラブにおいて、

 

のっけから間口を狭めてしまうのは悪手でしかないと、個人的にはかねがね思っているんですが、

 

会場が自宅からほど近い城里町のコミュニティセンターだったんで、

 

散歩がてら見物してまいりましたん( ´ ▽ ` )ノ

 

「こんな辺鄙な田舎町の公民館で有料イベントやって、人が集まるんか•́ω•̀)?」

 

と訝しんでいたところ、思いのほか大勢の人が集まっていて、場内はほぼ満席という盛況ぶり。

 

開演ギリギリに到着した私は、やむなく階段の片隅に陣取る羽目にw

 

前半の「新体制発表会」では、社長と強化部長の挨拶を皮切りに、

 

新加入選手のお披露目から、濱崎監督の新シーズンに向けた決意表明と進み、

 

途中フォトセッションを交え、サポーターの興味をくすぐる内容だったと思います。

 

また、後半の「ホームタウンPR大使選抜ドラフト」では、

 

新加入選手の一発芸などで盛り上がり、終始華やいだ雰囲気が漂っていました。

 

おそらく、来場した方々は満足のゆくひとときを過ごし、開幕への期待も高まったことでしょう。

 

私自身、サポーターの端くれとして、十分に楽しむことができましたし、



 町民特典の缶バッチとうちわをいただいて、ちょっと得した気分になったりもしています。


とはいえ、


集まっていたのが熱心な「水戸ファミリー」ばかりなので、雰囲気が良いのは当たり前。


それに、イベントの付加価値的には、宇宙まおのミニライブが組み込まれていた、数年前の「アツマーレ入学式」の方が数段上でしょう。


そもそも、僻地の有料イベントに足を運ぶ程のサポーターは、


黙っていてもスタジアムに足を運ぶに違いありませんので、


このイベントによる集客効果は微々たるものという印象を禁じ得ません。


たかだか数百人の会場が満席になったくらいで、中の人たちが満足してしまっているんだとしたら、


このクラブは、どんどんニッチなコンテンツに成り下がってしまうのではないかと危惧します。


よしんば、来年も「有料」を継続するにしても、


せめて「直感的に」チケットを購入できるようにして欲しいもの。


少なくとも、私はクラブの公式サイトを見ながらじゃないとチケットを買えませんでした。


興味の薄いライト層なら、この段階で「じゃあいいや」となるんじゃないですか。しらんけど。



かくかくしかじかそんなわけで、


今回のイベントは満足のゆくものでしたけど、開催形式については懐疑的な思いを抱いてやみません。


イベントの冒頭、社長以下首脳陣は口を揃えて、


「創設30周年の節目にJ1昇格を果たす」


と強調しておりました。


その大言壮語が画餅にならないことを願うばかりです。






とりま、城里町のPR大使に就任した、


杉浦選手と長尾選手に熱視線を送っていきたいと思います╰(‘ω’ )╯三



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