たわむれ民のみなさま。穏やかな気持ちで朝をお迎えでしょうか?
王さまは、リアルで多大なストレスに晒されており若干キレ気味です(笑)
まあ、現代はストレス社会ですから、
皆さんも多かれ少なかれ怒りを感じておられるのではないかと思います。
で、今日のテーマですが、久しぶりに「ジョジョ」です。
前記事「声を出して読みたいJOJO語」 でご紹介したとおり、
個性的なキャラクター達が満載の作品なのですが、
中でもとりわけキャラが際立っているのが、第五部に登場する「ギアッチョ」です。
彼の特徴は、理不尽な怒り。
まずは、下記のセリフ(原文ママ)をご覧下さい。
「ヤツらを探し出すために…『根掘り葉掘り聞き回る』の…
『根掘り葉掘り』…ってよォ~『根を掘る』ってのはわかる…スゲーよくわかる。
根っこは土の中に埋まっとるからな…
だが『葉掘り』って部分はどういうことだああ~っ!?
葉っぱが掘れるかっつーのよ─ッ!
ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ~ッ!!
葉っぱ掘ったら裏側へ破れちまうじゃねーか!
掘れるもんなら掘ってみやがれってんだ!
チクショーッ!どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!
葉掘りってどういう事だッ!ナメやがって、クソッ!クソッ!」。
…一応、彼はイタリア人なんですが(笑)
まあ、読んで頂ければ分かるとおり「根掘り葉掘り」という表現にキレております。
少年漫画史上、激情型の敵キャラは数あれど、
これほどまでにぶっ壊れたキレっぷりを見せるキャラは見たことがありません。
この独創的な着眼点!これこそが荒木飛呂彦先生の真骨頂ですよw
ギアッチョの”キレ芸”には、もう1パターンあります。
「フランスの『パリ』ってよォ…英語では『パリスPARIS』っていうんだが、
みんなはフランス語どおり『パリ』って発音して呼ぶ。
でも『ヴェネツィア』はみんな『ベニス』って英語で呼ぶんだよォ~。
『ベニスの商人』とか『ベニスに死す』とかよォ─。
なんで『ヴェネツィアに死す』ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオ─ッ。
それって納得いくかァ~、おい?オレはぜーんぜん納得いかねえ…。
なめてんのかァーッ、このオレをッ!
イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオー、ムカつくんだよ!
コケにしやがって!ボケがッ!」
ちなみに、ビジュアル的にはこんな奴です。
どうです?インパクトでかいでしょう?(笑)
未読の方は、是非是非一読あれ。
ツボにハマったら、貴方もジョジョマニア一直線ですw
それでは、みなさん…
アリアリアリアリアリアリアリアリ… アリーヴェデルチ♪