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tavernaBabboのオーナーシェフにして癌サバイバー、ミラニスタだったり、NPO法人理事長なオレの奇妙な冒険

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 老人ホームや障害者施設を訪れて、窯で焼いたピザを無償で提供する愛知県一宮市の「国境なきピザ団」が、活動開始から5年目を迎えた。外食へ出られない人に焼きたてのピザを味わってもらおうと、移動式の窯を用意。リヤカーごと乗用車の後ろに付け、出動回数は東海3県で150回に上る。子どもたちやお年寄りの笑顔が活動の原動力だ。 (安福晋一郎)

 6月下旬、団員5人が一宮市開明の児童デイサービス「のぞみ開明」を訪れた。障害がある小、中学生10人と職員を対象に生地作りから始めた。

 子どもたちも生地を手でこねたり、円盤状に広げたりしてピザ作りを体験し、火を入れた窯で数分間焼くと、チーズとトマトソースの香ばしい匂いが漂った。子どもたちは自作のピザの出来栄えに大満足で、おいしそうに頬張ってとびっきりの笑顔を見せた。

 「外で遊ぶ機会が少ないので、子どもたちも指導員も一緒に楽しめた。大変ありがたい活動です」と施設管理者の吉田敬志(ひろゆき)さん(26)。

 ピザ団は2010年、一宮市内でイタリア料理店を営む馬場秀樹さん(42)が中心になって活動を開始。全国に100人の登録団員がおり、開催場所や時期に応じて都合のつく人が手伝う。団長を務める馬場さんは「高齢者や障害のある子どもたちが、社会との接点を持つ機会にもなれば」と意義を語る。

 活動のきっかけは、馬場さんの祖母への思い。祖母にピザを食べてもらいたかったのに、馬場さんが20代半ばのとき、料理の修業で海外滞在中に亡くなった。かなわなかった夢を代わりに実現しようと、高齢者施設を訪れてピザを焼き始めた。料理人のこだわりから、移動式のピザ窯も蟹江町の知り合いの鉄工所に依頼して製作。月に2回程度、老人ホームなどに出向く。多いときは1カ所で60枚焼くこともあるという。

 団体名は、馬場さんが以前「国境なき楽団」(東京)の公演にボランティアで参加したことから名付けた。まだ海外で活動したことはないが、「目標は国境を越えることです」と話し、将来は外国の子どもらの笑顔も見たいと思っている。

(2014年7月6日 中日新聞より)





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