第十回日本翻訳大賞の発表がありました。2作が大賞受賞。

 

『台湾漫遊鉄道のふたり』楊双子著、三浦裕子訳

 

著者の楊双子氏は、台湾で「歴史百合小説」というジャンルを生んだという解説を見ました。とりあえず旅行記なのでしょうか。楽しそうな雰囲気?Amazonレビューでも大評判の一冊、読んでみたいです。

 

 

 

 

『母を失うこと――大西洋奴隷航路をたどる旅』サイディヤ・ハートマン著、榎本空訳

 

こちらは奴隷制についての本のようです。タイトルにあるように奴隷が連れていかれた航路をたどってガーナへ旅する”紀行文学の傑作”とあります。

知らなかった、でも知るべきである辛い事実を突きつけられそうできつい読書になりそうですが、こちらもいつかぜひ。

 

 

 

 

 

 

7月に行われる授賞式。選考委員の岸本佐知子、斎藤真理子、柴田元幸、西崎憲、松永美穂の各氏が全員登場。行けるものなら行きたいところですww

 

 

 

 

 

 

ファイナリストは以下の5作品でした。