ワルサーP38 コマーシャル の謎 | ももクロの「ピリオドの向こう側」

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モデルガンなどで戦後生産タイプのグリップ付きを日本では


「コマーシャル」タイプと呼ぶのが通例となっている…


子供の頃は疑問に思ったことはなかったけど、


P38についていろいろ知ってくると


何で「コマーシャル」なんだろう?と思うようになってくる。




だいたい、モデルガンのミリタリーというのは戦時タイプのグリップで、


コマーシャルというのは戦後タイプのグリップ。


戦時のコマーシャルモデルは日本でいうところのミリタリータイプの


グリップ付きだし、


戦時生産のHP


戦時コマーシャルのMod.P38(他にはac45のゼロシリーズとか)


戦後のミリタリーのP1は、日本でいうところのコマーシャルタイプの


グリップ付きだ。


戦後生産のミリタリーのP1




つまり…


P1のグリップを見て、「コマーシャルタイプのグリップ」というのは変な話で


戦後タイプのグリップというべきものなのに、日本ではモデルガンの名称の


影響からか、コマーシャルタイプのグリップという認識が強い気がする…




なので…


日本でいうコマーシャルタイプのグリップは、なるべく「戦後タイプ」


と書くべきでは?という事を提案してみたい(^^;




個人的にはゼロシーリズのランヤードの凹部が丸いタイプのモデルガンが


欲しいのだけど…まず無理だろう(^^;


ガバとかはどうでもいいようなバリエーションが多数作られているのに…


P38は人気がいまひとつなのだろうか…バリエーション展開がほとんどない(^^;