宝珠庵でのお彼岸の行事を滞りなく執り行うことができました。
お申し込みの方々からのお供養はお届けしております。
●10月の予定です
2日13時より定例護摩供養
14日淡路島にて滝行と鳴動法
22日13時より重陽の節句儀式
お申し込みの方はお早めにお願いいたします。
●重陽の節句のご説明
重陽(ちょうよう)は、五節句の一つで9月9日を指します。
旧暦では菊が咲く季節であることから菊の節句とも呼ばれています。
陰陽思想では奇数は陽の数であり、陽数の極である9が重なる日であることから「重陽」と呼ばれ奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされています。
それを払う行事として節句が行なわれていましたが、九は一桁の数のうち最大の「陽」であり、特に負担の大きい節句と考えられていました。
陽の重なりを吉祥とする考えに転じ、
祝い事となります。
邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、
菊の花びらを浮かべた酒を酌み交わして祝ったりします。
また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があります。現在では、他の節句と比べてあまり実施されていません。
それはなぜでしょうか?
陽の極数とはこれ以上の数がないということですから最も崇高な方ができる
お祭り、即ち本来は君主の節句でございます。
君主とは人の幸せを願い、人の喜びを自分の喜びとし、自分の生きいてることが人に良い影響を与えることを自覚していることを意味します。
君主として君臨しているのは自分の支配欲求ではなく人様が喜んで君臨を許してくださる、君臨することを良しとしてくださる存在として
長生健康と自由自在を祈念の基本とする皇帝閣下の節気のお祝いです。
人は自分の人生、身体を統べる皇帝閣下です。
そのためのお祝いのご祈祷をいたします。