旅スポット紹介58
~くじらの博物館行ってみた~
本編の前に我が家のプチネタ。
今日のお題は「ももた6歳の誕生日3」。
ただ今ももたの前におやつを置き、ろうそくに火を点けた状態で「待て」をしてるとこなのですが。
ちょっとじれて来たももた君、ろうそくの火に鼻っ柱を近づけます。
なんですか? コレ?
すぐにおやつを離し、火を消しました。
ちょっと怖かったぁ~。
今回紹介旅スポットは「くじらの博物館」。
和歌山県太地町にあります。
太地は捕鯨発祥の地として有名なところ。
もちろん単なる捕鯨は少なくとも縄文時代から既に始まっていたらしいのだが。
一つの生業(なりわい)としての捕鯨の形態がちゃんと確立されたのがここ、ということだそうだ。
17世紀初めごろのことになる。
それからまあなんやかんやいろいろあり。
クジラを保護しろ、というクジラ文化なんぞない大多数の国からの突き上げによって。
日本はいったん商業捕鯨を止めたものの。
数が増えてるクジラに限って、2019年から日本の領海及び排他的経済水域での商業捕鯨を再開している。
ちなみに2020年の太地町の捕獲頭数は95頭。
捕獲対象はミンククジラという体長7mほどになる小型の種類。
国が定めた捕獲上限は132頭だそうだ。
一応捕鯨そのものの是非ということで言えば。
種の存続が確実な状況であるんなら、計画的にクジラを捕ることになんら問題はないと旅読は思う。
それとは関係ない(と思う)話だが。
体長30mにもなる現生の最大脊椎動物であるシロナガスクジラが。
海でのんびり潮とか吹いているようなら。
地球もま~だまだ大丈夫って感じがする。
それでは現場に突撃だ。
こんなとこです
古いセミクジラの絵がド~ン
入場したのは4時半ぐらい(閉館5時)だったので、ショーは見れず、ふれあい体験も出来ずだったのだが。
そのぶん1500円の入場料を800円にしてもらったりなんかしちゃったので、当方にまったく不満なし。
逆に「えっ、そんなにまけてもらっていいん?」という気持ちだ。
こういう感じのショーだと思う
まあ、ちょっとは残念だが…
吹き抜けの天井から
骨格標本がド~ン
黒ずんでるのはたぶん
骨に含まれてる脂質のせいだと思う
こういうの見ると生で、実際に目の前で見たくなる。
でも…。
ホエールウォッチングとかやってるとこは四国にもあるけれども、たぶんぜ~ったいにクジラが見れるってわけじゃないんだよなぁ。
船酔いまでして(船酔いすると決めてかかってるが)クジラが見れんとなったら、踏んだり蹴ったりだもんなぁ。
イッカクのオスの長いキバ
角じゃなくてキバなのが不思議
クジラのヒゲの実物
長い長いスダレのようだ
小さなクジラの頭骨
イルカとの違いは体の大きさだ
マッコウクジラのチ✖チ✖
こんなにとんがってないとダメなの?
(ナニが?)
鋭くはないマッコウクジラの歯
食いちぎると言うよりは
獲物を逃がさないための歯だな
セミクジラ漁の様子
船や漁師はクジラに隠れてる
クジラへの進化の過程
なんで陸の動物が再び海に帰ったのか
豊富な餌を求めてという説が有力
小さな水族館もある
こういう見せ方は好きだ
外に出てみた
ぶらりぶらぶら歩いてみる
シロナガスクジラの骨格
これで26mくらいらしい
プール(生け簀)で泳ぐイルカさん
一日のお役目ご苦労さん
鷲ノ巣崎の景観
見事な海食洞が出来ている
うん、くじらの博物館さんありがとさん。
戻るついでに、観光船とかの港近くのくじら浜公園に寄ってみる。
しっぽのモニュメント
これだけで十分にデカさが伝わるな
捕鯨船:第一京丸(全長69.15m )
南氷洋にも行った本格的な捕鯨船
2012年まで現役だったらしい
これ、公開はされてないんだが、内部も当時のそのまんまになってるそうだ。
厨房やら食堂の食器とかまで。
ぜひ公開してほしいもんだ。
これはクローと言う
言わば鉄のツメだ
手カギで魚を引っ掛けて引きずって行ったりする奴のクジラ版。
これだけで重さが3トンある。
こいつで尾びれのとこをがっしりつかんで船に引き上げるって寸法らしい。
…ということで。
クジラについてのお勉強しゅ~りょ~っ。
おもしろかった…。
今日はここまで。
今回から再開した旅日記sp。
もうすこ~し続けたいと思いますっ。