3日間のAKB48グループ夏祭りが終わりました。
その前日のWONDA限定ライブから数えれば4日連続のイベントで、その間に全国握手会と個別握手会を2日、それだけでも大変なのに最後に「バイトル」のライブとかなりのハードスケジュールであったに違いありません。
メンバーの皆さんにはお疲れ様と声をかけてあげたいです。明日からは休む間もなく東京ドームコンサートのリハがあるようですが、体調を崩しては元も子もないのでどうか身体をいたわってあげてください。また、何人かのメンバーは体調を崩していたり、その兆候が見られるメンバーもいるみたいなので、くれぐれも用心して欲しいし、周囲のスタッフは十分ケアしてあげて欲しいです。
今回のイベント、地方に住む自分にとっては全く縁遠いものであり、その思いの丈は昨日の投稿で申し上げたので、くどくど書くつもりはありません。
ただ、今回このようなイベントをやって、良かった点、悪かった点というのは見えてきたはずです。その部分についてはうやむやにするのではなく、しっかりと事後検証をしてもらい、今後のイベント運営に活かして欲しいです。
イベント運営で一番肝心なのはスタッフ間のコミュケーションです。今回は初めての試みであり、不慣れなスタッフもいて、現場ではどうしたらいいか戸惑う場面が多かったように感じます。戸賀崎さんが現場責任者のようなかたちで対処していたと聞きますが、「こういう場合はこう対応する」という対応が周知徹底しておらず一部混乱をきたすところもあったと聞いています。「想定外だった」というのは主催者側の言い訳であって、想像のつく限りいろんな場合にあらかじめ備えておくことが肝心ですが、これまでのイベント運営を見てるとこの部分が弱いように感じていました。現場のスタッフによって認識の違いがあったり、指示が徹底していなかったり、AKBのイベントに限ったことではないですが、人が大勢集まれば集まる程、スタッフの数が多い程オペレーションには細心の注意が必要となります。人間ですのでミスはありますし、初めから完璧にするのは難しいですが、ダメなところは早急に見直し、改善していって欲しいです。
あと、これはファンの側の問題ですが、列の割り込みや座席の占拠、ライブ時に飛び上がって後ろの人の視界を遮る等の迷惑行為、あと今回はメンバーからサインを貰えるコーナーもあったそうですが、貰ったサインをそのままオークションに出品するなど、モラルのなさが多々見受けれたという報告を聞いています。メンバー見たさに小さな子供を押しのけて群がっている大人もいたとか。一部のファンの心ない行いがAKB48の品位を傷つけ、それは自分の応援しているメンバーを傷つけることになり、彼女たちの将来に傷をつける行為であることになぜ気づかないのか。自分が現場に行った時もマナーの悪い人達の行為は何度も見かけましたし、そのような人達に応援されるメンバーが可哀想だと思いました。皆がルールを守って応援すればもっと楽しい空間となるのに、自分さえよければいいという考えの人間のために、善良なファンが犠牲になることについては強い憤りを感じます。（このブログでは度々触れてますが、一向に改善しないので、さすがにそろそろ堪忍袋の緒が切れそうです）
今回の夏祭りに自分は行ってませんが、断片的に集まる現場の状況を聞いて、思わず溜め息が出ました。サインをもらうための整理券もルールが徹底していなかったのもありますが、一部の人たちが多数を独占してしまい、後から来た人が手に入らず、中には高額なお金で券を売りつけたなんて酷い話も聞きます。サインの転売についても、メンバーに対して愛情を持っていればそんなことはできないはずなのに、あるいは自分の欲しかったメンバーでなかったからどうでもいいというのでしょうか。そんなのは本当のファンではないし、金儲けのために利用するのであれば、金輪際近づいて欲しくないです。運営もこのような悪質な輩は見過ごさず厳正な対応をとってもらいたいです。「正直者が馬鹿を見る」ようなことでは、アイドルグループとしてのAKB48の尊厳をも危うくさせることになりますし、メンバーを真剣に応援している人が離れていくだけです。
今AKB48が置かれている状況は決して楽観としていられるものではありません。CDの売り上げという目先のことだけでなく、今後グループがどのようにあるべきか、どのように進んでいくのか運営もファンもしっかり考えていかないと、このままでは厳しくなるという危惧があります。
祭りの楽しさに浸るのもいいですが、その先のことをしっかり考えていって欲しいなと、今回参加できませんでしたが、いろんな人の投稿を見ててそう思いました。