2014年6月27日(金)「パジャマドライブ」公演 観戦レポ | AKB48、とある地方ファンの呟き

AKB48、とある地方ファンの呟き

とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

この日は諸々の用事が終わり、劇場に着いたのが17時半頃でした。
劇場自体は先月も別の用事で来てましたが、当選は半年振り(昨年12月の「手をつなぎながら」公演以来)でした。

チケットを購入し、ロビーに入ってまず目に付いたのが劇場入り口前の金属探知機
よく空港などで見かけるタイプですが、ただでさえ広くないロビーにあってけっこうなスペースをとっていたので、圧迫感がありました。

抽選が始まったのは正確に計ってませんが18時10分くらいだったと思います。抽選前に金属探知機でチェックするので、時計、指輪などのアクセサリーやベルトを外すこと、サイリウムは分解(電池部分とそれ以外)しておくという劇場スタッフからのアナウンスが何度もありました。
ポケットの中のもの(スマートフォンやカギなど)をカゴに入れるのは、飛行機に乗る場合の検査とほぼ同じなので、自分は慣れていましたが、他の人の様子を見ると手間取っているいる人もけっこういました。

さて、肝心の抽選ですが、今回もあまり良くなくて、17、18番目くらい(途中まで数えてましたがやめました)で、既に座席はおろか、立ち見も最前は全て埋まっている状態で、どこに行こうか迷いました。上手の方に少しスペースがあったので行こうかと思いましたが、結局選んだのは中央ブロック、3列目でしたが何とか視界を確保できそうな位置を確保、後から思うとこれで良かったかもしれません。



金属探知機の検査があった分、入場にはこれまでより時間がかかってました。アナウンスが徹底してた分、引っかかる人はそんなにいませんでしたが、それでも全員が入るまでにはかなりの時間を要しました。

自分が劇場内に入ったころに影アナ、たどたどしい口調で野沢玲奈さんというのはすぐわかりました。それからほどなくして開演。

overtureが鳴り、幕が開くと、エンジンを組むメンバーの姿が目に入ってきましたが、改めて実感したのが距離の近さでした。立ち見の後ろでも表情がはっきり見えるのが劇場ならではでしょうか。

『初日』の間奏のところの交差して移動するところで、若干もたつく感がありました。高橋朱里さんが移動の時、他のメンバーとぶつかる場面が2度ありました。先日の公演の時も感じましたが、間隔が空いたせいなのか、ちょっと集中しきれてない感じがして、どうしたのかなと少し心配になりました。

今回初めて見るメンバーも多くて(なにしろ最近は研究生とチーム4ばかりでしたから)、ドラフト生の2人も今回が初めてでしたが、横島亜衿さん、まだ中学生ですが、けっこう身長があって、前半の髪型はハーフツインで衣装に合わせたピンクの髪飾りが照明に反射してキラキラしてたのが印象的です。
もう1人のドラフト生、川本紗矢さんは横島さんより1歳歳上ですが、体つきはまだ幼く、とにかく華奢でした。でも、小さい身体全身を使って一生懸命踊る姿は昨年研究生がやっていた「パジャマドライブ」公演を彷彿とさせるものがありました。ユニットの「天使のしっぽ」では水曜の公演に引き続きセンターポジションでしたが、堂々としているように見えました。

名取稚菜さんはこれが新体制になって3度目の出演。『てもでもの涙』の時が正面で、改めて表情とか手の使い方とか巧いなと思いました。彼女の持ち味がよく出ていました。

今やすっかり時の人になっている、田名部生来さんですが(笑)、『必殺テレポート』での間奏ではじゃんけんではなく伊豆田さんと相撲?のようなことをしてましたね、なかなか斬新でした。『鏡の中のジャンヌ・ダルク』では流石にオリジナルメンバーだなという貫禄がありました。舞台経験も豊富なので、動きはすごくキレ味があってかっこうよかったです。
その「ジャンヌ・ダルク」を初めて歌ったのが内山奈月さん、研究生時代は1ポジションだけでしたが、これで研究生時代を含めると4つのユニット曲を担当したことになります。3、4、6期生に14期生が1人だけ混じっているかたちですが、内山さんらしい一生懸命さは伝わってきました。その後のMCでも盛り上げに一役買っていました。

梅田綾乃さんは久々に研究生時代のポジション、懐かしくもあり、あの頃とは違う部分もあり、いろいろ思うところがありました。なかなか公演に出られないジレンマもあるでしょうが、梅田さんの良さは研究生時代から観てきてそれなりにわかっているつもりなので、昨日はそのよい部分が見えていたような気がしました。

兼任の朝長美桜さん、声援はかなり多かったですね。ふんわりした口調ですが、『パジャマドライブ』のシリアスな表情もなかなか良かったです。もうちょっと見たかったですが、ポジション的にあまり正面に来る機会が少なかったが残念です。

今回抽選運に恵まれず、そのため。視野角がかなり限られて、正面しか見えない状態で(両サイドは柱もあって全く見えませんでした)なので、ほとんど視界に入ってこないメンバーもかなりいました。やはり全体を俯瞰で観ようと思ったら、立ち見の最前列でないと難しいです。

キャプテンの倉持明日香さん、前チームKではキャプテンの大島優子さんがいない時は実質的に彼女がまとめ役だったので慣れているためもあるでしょうが、要所を締めるあたりは流石で、安心して観ていられました。若手メンバーのMCはどうしても何言い出すかわからないヒヤヒヤ感があるので(笑)。


今回自分がいた位置が、ステージの立ち位置でいう真ん中から一歩上手にいったところで0番と1番の間くらいでしょうか。まったく意図したわけではないですが、一番正面に来ることが多かったのが大和田南那さんでした。この日は渡辺麻友さんのポジションで、公演自体でも一番目立つポジションということで、全体を通じてもセンター付近にいることが多かったです。1曲目の『初日』では、最後の方1分以上はあったと思いますが、完全に真正面(専門的にいうと0ズレですね)でした。サイドが見えない分正面に集中せざるを得ない状況でしたが、まあ、これは良かったです。
本人は常日頃からダンスが苦手とか、もっと上手くなりたいと言っていますが、昨日久々にじっくり観て思ったのは去年の研究生パジャマドライブよりも成長が観られました。あとは1年経って体力が付いてきたのは大きいですね。アンコールの『水夫は嵐に夢を見る』もけっこう激しく踊ってて、去年とかだと終盤になると若干バテてるところもありましたが、昨日は元気が有り余っているという感じでした。
細かいことを言うとキリがありませんが、目立つポジションにいる以上、やはり頑張ってもらわないと困るので、大変でしょうがこの調子で励んでもらいたいです。


終演後はハイタッチもなく、普通に退場でしたが、これまで当たり前のようにあったハイタッチが、いかに有り難いものだったのかをつくづく痛感しました。立ち見でもハイタッチがあればメンバーに声をかけれるし、いろいろ難しい状況は承知していますが、また復活させて欲しいなと心から願います。

半年振りに劇場公演を観て、改めてこの場所の大切さに気づかされたし、AKB48の醍醐味が詰まった場所であるということを考えさせられました。その一方で、劇場入り口の金属探知機や最前列の柵、そしてハイタッチがなくなってしまったことについてはなんとも言えない寂しさを感じずにはいられませんでした。次はいつ来られるか、まさに神のみぞ知るという感じですが、またぜひ来たいです。(2時間経ちっぱなしは足腰に堪えます。脚が何度も吊りかけてて、まだちょっと痛いです。贅沢はいいませんが今度こそは座りたいですね)