高島祐利奈 生誕祭(2014年6月12日「アイドルの夜明け」公演) | AKB48、とある地方ファンの呟き

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とあるきっかけからAKB48のファンになりました。地方ファンの立場からいろいろと思ったことを綴っていきます。

2014年6月12日(木)「アイドルの夜明け」公演

・高島祐利奈(1997年5月24日生まれ)17歳の生誕祭


【出演メンバー】
大森美優 岡田彩花 岡田奈々 加藤玲奈 木崎ゆりあ 小林茉里奈 込山榛香 佐々木優佳里 篠崎彩奈 渋谷凪咲 高島祐利奈 西野未姫 峯岸みなみ 向井地美音 村山彩希 茂木忍




【生誕祭】
・「ちょっと待った」の掛け声は同期の茂木忍
・生誕祭での手紙は母親から
(手紙全文は以下のとおり)

祐利奈へ

17歳のお誕生日おめでとう。
早いもので生まれてからもう17回目の誕生日です。そしてAKBに入ってから3回目の生誕祭を迎えました。
振りかえってどんな2年半でしたか?
3年程前、AKBがただ好きで好きで憧れていて、オーディションを受けたところたまたま?運良く?合格し、AKBの一員となりました。華やかな世界で、普通の中高生が経験できないような楽しくて貴重な体験をしてきましたよね。仕事から帰ってきて「今日もすごく楽しかったよ」っていうキラキラしたゆりの顔を見ているとやらせて良かったと思い、お母さんもなんだか嬉しい気持ちになりました。
その反面、厳しい世界で中高生がまだ経験しなくてもいいような辛く悲しい経験もしてきたのではないでしょうか。お母さんは自分のことをあまり話さないゆりの顔を見ながら、今日は何かあったのかなと思いつつ見守ることしか出来ず、ゆりにこんな顔をさせてしまうこの仕事を本当にやらせて良かったのかと葛藤していました。
この先もこれまで以上に楽しい事、嬉しい事、そしてそれ以上に辛いこと、思い通りにいかないことがあると思います。でも自分でやると決めて続けていることだから、きっと祐利奈は乗り越えていけるよね。お母さんは駅までの送り迎えくらいしかしてあげられないけど、いつも応援しています。
最後にゆりのこの活動全てが、いろいろな人に支えられているのを忘れずに、感謝し、いつも笑顔でいられるよう、これからも頑張ってください。
今日は生誕祭実行員を始め、スタッフの方々、ファンの方々、メンバーの皆さん、素敵な生誕祭をありがとうございました。

 高島祐利奈の母より



(16歳の1年間について)
高島祐利奈「16歳の1年はまず昇格させていただいて、5大ドームツアーの時に。それで前のチーム峯岸チーム4が出来て、すごい大好きで、しかもすごい私の好きだった「手をつなぎながら」公演をすることができてほんとに嬉しくて、だからすごい幸せだったんですよ、ほんとに。でも組閣があって、あんまり話していいかわかんないんですけど、組閣のことについて。やっぱりSKEさんに移籍ってなった時に、SKEさんもすごい好きだったし。SKEのチームKIIで呼ばれた時に、みんなが新しいKIIさんのメンバーになった方とかがいっぱい寄ってきてくださったりとか、古川愛李さんが「ゆーりん」って、たったひと言なんですけど話かけてくださった時に、私は、こっちで頑張った方がうまくいくのかなとか、AKBだと全然後ろの方のポジションだし、なかなか前に出る機会もないし、どっちがいいのかわかんなかったんですけど、でもやっぱ私には学校があって。それはやっぱり、学生はやらなきゃいけないことであるかなって選んだので、やっぱり学校を選んでしまったんですけど、今でもやっぱりどっちが正しかったのかはまだまだ全然結論は出てなくて。 これからAKBにいる上で、AKBに残って良かったって言って、AKB移籍を辞退させて頂いたことを成功に変えなきゃいけないみたいな、ずっと悩んでいた時にマネージャーさんから言われて、確かにそうだなというか、私にはもうAKBに残る道しか今はないから、AKBでいるっていうことを成功に変えなきゃいけないと思うと、やっぱり最初のこのチーム4公演のスタートメンバーに選んで頂けたことは凄く凄く嬉しくて、すっごい嬉しかったんですけど、でもやっぱりポジションは後ろの方で、全然あんまり1列目に出てこれなかったりとかするんですけど、 でもなんか、新しいチーム4のメンバーと、何言ってるかわかんなくなってきちゃった、どうしよう。今のチーム4に残って良かったなって少しずつ思い始めてると思うし、やっぱり確かに、確かにですよ、確かにSKEさんを辞退させていただいた時に私を良く思っていない方がいることも重々承知だったんですね、ぐぐたすのコメント欄で書いてあったりとか、さすがにそれはショックだったんですけど。でもそれも乗り越えなきゃいけない道だなと思うし、あと私は人付き合いが苦手で、けっこう。人にけっこうウザがられたりというのが多いので、いい人間関係をどんどん築いていけたらいいなと思うし、誰とでも仲良くなれるような、そんな社交的な愛想のある方になれたらいいなと思います」


(ファンの皆さんにひと言)
高島祐利奈「えっと、私、ずっとぐぐたすのコメント欄とかで『タンポポの決心』っていう曲で、サイリウムを一面黄色にしたいって言ったら、なんとそれ今日やってくださったみたいで、めっちゃキレイで、けっこう楽屋でも茂木とかと「祐利奈あれ泣きそうになったよね」みたいな感じになったり凄い嬉しかったのと、あといっつもこうつまらない話を長々と最後まで聞いてくださったりとか、あとはそうですね、特別可愛いわけでもなく、特別何か才能が秀でてるわけではないけれども、こんな私を好きになってくださる方もいるんだと思うとまだまだ頑張ろうかなと思います」
高島祐利奈「考えてたんですよ。考えてたんですけど全部忘れちゃったんですよね。何だったかな。そうだな。考えたのは総選挙が今回圏外だったんですよ。これをね、大家志津香さんみたいにどんどんそれすらも自分の力に変えていくみたいな。来年総選挙があるんだったらもちろん入りたいんですけど、でも今年1年は圏外と肩を取り合って頑張っていけたらいいなと思いますし、是非この美脚を活かしたお仕事がたくさんくればいいなと。美脚を活かした仕事がたくさんきたらいいなと思うので、皆さん誰かに言っといてください(笑)」

(捌ける前に最後にひと言)
高島祐利奈「いつかは、いつかユニットセンターもらえるように今年1年頑張ります。ありがとうございました」







最近忙しくてしていなかったのですが、久々に生誕祭について書きます。
13期生の高島祐利奈さんにとってこれが3回目の生誕祭、正規メンバーとしては初めての生誕祭となります。本来は先月26日に行われるはずでしたが、例の事件により延期になりました。生誕委員を初め、準備をする方々は大変だったと思いますし、予定が変わったことで行けなかった人もいるのかなと、不可抗力とはいえ運命の悪戯とも言えます。
運命と言えば、今年2月の大組閣でのSKE移籍発表。以前からSKE好きを公言していたので、あらかじめ双方合意済みと思ってたら、寝耳に水だったらしく、転校の伴う移籍はいくらなんでも酷だろうと憤慨したのを覚えています。大人の都合で辛い立場に立たせられた彼女自身も大変だったと思います。彼女自身も言ってましたが、Google+での批判的なコメントは自分も目にしましたし、高島さん自体は何の責任もないのに無神経なコメントに傷ついたのは傍目から見てとれましたし、その後の公演などでの様子をしてもしばらくはどこか元気がないのが気になっていました。今でもまだそのことを引きずっているのかなとも思いました。

ちょうどいい機会だから書きますが、Google+はメンバーとファンが交流できる便利なツールです。しかしながら現状を見ると十分に活用されているとは言い難いところがあります。具体的に言うと無用な1コメ狙いだったり、早くコメントしようと、文章ではなく1文字だけ打つとか、そのせいで真面目に考えてコメントしようとしている人ができないのはまさに本末転倒だと思います。コメント自体もほとんどが内容のないものですし、中には明らかなに常軌を逸しているものもあります。「便利な道具も使う人によっては害になる」というのは持論ですが、質のあるコメントが少なく、一部の人の自己アピールとして使われているのは残念に思います。

本題からそれましたが、高島さんは、普段の口調があんな感じなのでがさつに見えますが、けっこうナイーブな性格で、ちょっとしたことで落ち込みやすいところがあるというのが自分の印象です。ふと、2012年3月のRESET公演でのデビュー公演の時、村山彩希さんと2人で率先してMCを仕切ってたのを思い出しました。その年の5月のリバイバル公演でもそうでしたが、頑張ろうとはするんですが、空回りしてしまうというところが多々あって、当時は自分の方向性もまだ見いだせていなかったような気がしました。「僕の太陽」公演になって、ちょっとずつ彼女の”色”というのが見えてくるようになって、その次の「パジャマドライブ」で自分らしさというのを掴んでいったのではないかというのが自分の見方です。
今ではすっかり相方として良いコンビとなっている茂木さんとは、一時期は口もきかないほどの大げんかをしてたなんてこともありましたね。決して器用ではなく、基本的に真面目な性格なのでここまで悩むことは多かったでしょうし、Google+の投稿でもその気持ちの浮き沈みというのは何となくわかってはいました。母親からの手紙で、薄々気づいてたけど「見守ることしかできなかった」というくだりは、ほぼ同世代であると思いますので、感情移入してしまい何とも言えない気持ちでした。
高島さん自身は優しくて周りに気配りのできる子だと思います。いつだったかの公演のMCで、岡田奈々さんが話していたエピソードを聞いて心に響くものがありました。ちょっとお人好しすぎるのが玉に傷ですが、そこがまた彼女のいいところでもあるので大事にしていって欲しいです。

本人のコメントで「ユニットセンターがもらいたい」と言っていました。全体曲でも2列目、3列目が多く、MCでも自虐的にそれをネタにしているところがあります。彼女だけではないですが、ファンも含めて、いわゆる”センター議論”ということについてちょっと拘りすぎているような気がします。「良いポジションで目立ちたい」というのは、当然の気持ちだと思いますが、センターでなければ目立てないというのとは少しピントがずれているように思えてならないです。端っこにいても目を引くメンバーはいるし、テレビだとカメラワークの問題もあってなかなか見辛いのですが、本当に光っているメンバーはポジションには関係ないと自分は考えています。
光があれば必ず影があるわけで、センター1人だけで曲が成り立っているわけでなく、周りのメンバーがいてこそ成り立つものです。多くのファンにとっては自分の推しているメンバーが自分の心の中でのセンターポジションですし、あまりポジションに拘り過ぎて、他のもっと大切なものを見失わなってはいないかと考えるようにはしています。

今のチーム4において、高島さんのような存在は貴重ですし、居てもらわないと困る存在だと思っています。組閣の件もそうでしたが、本人の中ではいろいろ葛藤があると思いますが、デビューした頃のちょっとおどおどしたところがなくなって、いい表情ができるようになったを頼もしく思う時もあります。真面目さゆえ多少融通が利かないところがあったり、力みなのか表情が強張ってしまうところもたまにありますが、今後も今の気持ちを忘れず、精進していって欲しいです。