忘年会が、続いて

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今年は、楽しい事もありましたが、


人間関係のトラブルもあり、


年末の忙しい時期にノミニケイションならぬ


機会を作って忘年会を 多投しました。


金曜日、和食で冷酒



その前の日曜日、中華で紹興酒

5年物が、砂糖を入れなかても甘みがあり美味しい事をしる。

CKD向けの料理教室レシピ、お正月バージョン


プログレの雄、YES50周年

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  • YES ライナーノーツでおなじみ片山伸さんによる来日公演の見どころ紹介
    2018.12.10以上、ウドー音楽事務所FB pageよりコピペですが、私、70年代中盤からハマりまくりましたイエスの50周年記念ツアーのお話です、


    50周年記念ツアーを締めくくるイエス来日公演の見どころとは?
    (ビギナーからベテラン・オーディエンスまで、見逃せない重要ポイントを再確認する)

    イエスの3年ぶり10度目!!の来日公演が発表された。バンド結成50周年を記念するツアーが行われたのが今年春〜夏のことで、(少しあいだが空くが)2019年2月のジャパン・ツアーで締めくくられることになる。イエスと言えば、いわゆるブリティッシュ5大プログレ・バンド(念のため確認するがイエス、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、ジェネシス、EL&Pのこと)の中で、キング・クリムゾンと並ぶ数少ない“現役バンド”のひとつである。ふたつのバンドは音楽性もメンバー構成も異なるが、ロバート・フリップやクリス・スクワイアというバンド・リーダーが存在していたことで、流動体的な音楽性の変化やたび重なるメンバー交替などを巧妙に吸収させてきた。2015年6月にスクワイアを失ってからのイエスは、ビリー・シャーウッドをバンド史上2人目となる正規ベーシストとして迎え活動を続行、スティーヴ・ハウのリーダーシップのもと今もその健在ぶりを示している。

    特にイエスは2012年以降ほぼ2年おきに来日公演を行ってきていて、まるでオーケストラの定期公演と言わんばかりのスケジューリングだが、毎回趣向を凝らした飽きさせない内容で展開されており、固定ファンならずとも食指が動きそうな興味深い公演が続いている。当然ながら今回も50周年記念にふさわしい魅力的なメニューやおいしいポイントが用意されているので、ここでその一部を紹介していきたい。

    ポイント1:豪華日替わりセット・リストを予測する

    今回の公演の最大の特徴は、東京の3日連続公演を日替わりセット・リストで演奏するという日本限定のスペシャル・コンセプトを打ち出していることに尽きる。過去の来日公演ではアンコール・ピース以外で大胆にメニュー変更となったことは一度もなく、またイエス自身も3日連続でセット・リストをガラリと変えるということは基本的になかったので、バンドにとっても新たな挑戦ということでその気合いの入りようが窺える。

    近年のロック・コンサートでは定番化しつつある、往年のオリジナル・アルバムをそっくり再現するという手法をイエスが採り入れたのは2013年の北米ツアーからで、その時は『サード・アルバム』『危機』『究極』の3タイトルを完奏していた。2014年にオリジナル・アルバム『ヘヴン&アース』がリリースされると、そのツアーからは『こわれもの』と『危機』が完奏されるようになり、同様のセット・リストで2014年の来日公演が行われた。2016年夏の北米ツアーからは『ドラマ』と『海洋地形学の物語』が採りあげられ、同年秋の来日公演では『イエスソングス』と『海洋地形学の物語』からのベスト選曲(後に『ドラマ』からのレパートリーも追加された)ということで、「神の啓示」と「儀式」といった20分を超える大作を2曲も披露してくれた。そして今回は大人気アルバム『危機』の完全再現の再演と、本邦初となる『サード・アルバム』の全曲再現を別々の日に行うという日本限定のコンセプトを打ち出した(もう1日は地方公演と同じベスト・セレクションとなる)。

    ここで気になるのが「ベスト・セレクション」と題したセット・リストの内容だが、今年の夏に行われた50周年記念ツアーのセット・リストに近いものになるだろうと憶測する発言が多く見られた。今年の2月に行われた船上ライヴ、クルーズ・トゥ・ジ・エッジからこの50周年ツアーは始まったが、当初は「イエスのオリジナル・アルバムから各1曲ずつを採りあげる」という告知がなされ、実際に『ファースト・アルバム』から『ドラマ』までのアルバムからチョイスされた珍しいセット・リストが披露された(但し『海洋地形学の物語』からは演奏されていない)。次に春から始まった欧州ツアーでは『ラダー』や『フライ・フロム・ヒア』からの楽曲も加わり、その後の北米ツアーではさらに洗練されたものへと淘汰されていった。

    注目したいのは『究極』からの「パラレルは宝」や「不思議なお話を」、『トーマト』からの「マドリガル」や「オンワード」、『ドラマ』からの「夢の出来事」など、日本ではほとんど演奏されてこなかった曲が多いこと。さらに今年トレヴァー・ホーンのヴォーカルで甦ったことで話題となった『フライ・フロム・ヒア』からの楽曲、そして大作は「危機」以外に「悟りの境地」や「儀式」などもレパートリーに含まれており、聴きたい曲が目白押しである。これらの楽曲が1曲でも多くセット・リストに採り入れられることで、これまでの来日公演とは異なる新たな感動を味わうことができるはずだ。

    重要なのは、初日に演奏されるセット・リストが2日目、3日目と同じではないだろうということ。すなわち、いったいどの日にどの曲が演奏されるのかまったくわからないという、真のサプライズが楽しめる公演になるということだ。もちろん、こうした予測や期待が見事に外れるという大胆なセトリ換えがあるかもしれないし、それならそれでファンにとっては嬉しい悲鳴に変わることになろう。

    ポイント2:日本初『サード・アルバム』を全曲再現

    日本でのイエス人気は「ラウンドアバウト」や「危機」といったプログレを代表する楽曲の強烈なインパクトに押されていて、『サード・アルバム』におけるイメージは極めて希薄だ。これは『こわれもの』から始まったロジャー・ディーンのアートワークとの絶妙なシンクロも影響していると思われるが、こと海外のファン、あるいはバンド自身の印象としては“『サード・アルバム』はプログレ・イエスの原点である”という位置づけとなっている。

    イエスが『サード・アルバム』で音楽的に飛躍的な進化を遂げたのは有名な話だが、それは2代目ギタリストのスティーヴ・ハウの加入による影響が大きいというのが大方の見方だ。もちろんハウにより新たなコード進行や様々なギター・スタイルが導入されたことはバンドに革命をもたらせたが、同時にエディ・オフォードというプロデューサー(ビル・ブルフォードによればドラムの音を録るのが最高にうまいエンジニアでもある)に制作を任せたこともバンドの飛躍の大きな要因となった。オフォードはメンバー各々が言う好き勝手な我が儘を交通整理する天才であったし、またサウンドの整理に関する達人でもあった。レコーディングは神経質なクリス・スクワイアのおかげで30秒〜1分程度ずつのリズム・トラック録音をくり返し、それらを2インチのマルチ・テープのままハサミを入れて繋ぎ合わせていく手法を踏襲、そしてあれもやりたいこれも試したいとうるさいジョン・アンダーソンのアイデアを見事にまとめ上げたのだった。『サード・アルバム』からいきなり10分を超えるプログレ的な大作が登場したのは、まさにオフォードの手腕によるところが大きい(この手法は結局『リレイヤー』までくり返し行われていった)。さらにバンドのメンバーたちも日々繰り返されたライヴ・パフォーマンスで演奏技術の経験値を上げたことや、音楽に対するアイデアが蓄積されてきたという好条件が重なったことも『サード・アルバム』の立地条件を高めたと言っていいだろう。

    『サード・アルバム』は1970年10月から11月にかけてロンドンのアドヴィジョン・スタジオでレコーディングが行われ、1971年2月にリリースされている(英4位、米40位:米では初チャート・イン)。同時期にはレッド・ツェッペリンの『レッド・ツェッペリンⅢ』やピンク・フロイドの『原始心母』、ジョージ・ハリスンの『オール・シングス・マスト・パス』などがUKアルバム・チャートの上位を賑わせていた。これらの顔ぶれを見るだけでも、後進のイエスがかなり革新的なサウンドを出してきたことがわかる。ライヴでの定番曲が多く含まれる『サード・アルバム』は、まさにバンドが飛躍を遂げた記念碑と言える作品である。それを日本で初再現してくれるのは、ファンにとって最高のプレゼントとなるに違いない。

    ポイント3:平均年齢62.5歳、総勢7人による総力戦

    今回はスペシャル・ゲスト扱いながら、イエスのオリジナル・メンバーであり『サード・アルバム』の制作に貢献したトニー・ケイが帯同することになった。イエスのメンバーとしては1994年のTALKツアーでの来日公演以来で、実に25年ぶりのこととなる(東北地方太平洋沖地震直後の2011年4月にビリー・シャーウッドとのデュオ名義で日本全国をツアーしている)。

    リック・ウェイクマンやパトリック・モラーツといった派手なソロ・プレイがウリのキーボーディストと比較して地味なキーボーディストと揶揄されることの多いケイだが、『サード・アルバム』では足場を固めるような彼の堅実なプレイ(特にハモンド・オルガンに関して)のおかげでズッシリとした重厚感のあるサウンドとなっていた。特に「ユアズ・イズ・ノー・ディスグレイス」や「スターシップ・トゥルーパー」はケイがいなければ成立しなかったと言っても過言ではない。ちなみに1946年1月生まれのトニー・ケイは来日時点で73歳となり、今回の来日公演メンバーの中では最長老である。今年の50周年記念ツアーでは、トニー・ケイはアンコールで登場してスティーヴ・ハウとギター&オルガンのバトルを繰りひろげて喝采を浴びていた。まさに『サード・アルバム』を制作したメンバー2人による壮絶なソロ・バトルは必聴・必見だ。

    他の来日メンバーは2016年の時と同じ。前回はアラン・ホワイトが椎間板ヘルニアの手術を受けたことでフル出演が叶わなかった(後半の一部分とアンコールでその雄姿を見せてくれた)ので、サポート・ドラマーとしてジェイ・シェレン(exエイジア、サーカ、ハリケーン他)が参加していたが、今回も同じ組み合わせとなる。ホワイトは一時回復に向かっているという知らせも届いていたのだが、昨年2度目の手術を受けたということで全快までにはまだ時間がかかるようだ。

    名実ともにリーダーとしてバンドを牽引するスティーヴ・ハウ、変わらぬマルチ・キーボーディストぶりを見せるジェフ・ダウンズ、ビリー・シャーウッドとジェイ・シェレンにより若返ったリズム・セクション、2012年からリード・ヴォーカルを担当しているジョン・デイヴィソンの澄んだ歌声、そしてアラン・ホワイトとトニー・ケイという最高の布陣が整った。クリス・スクワイア没後2度目となる今回のジャパン・ツアーは、まさにニュー・イエスの真価が問われることになるはずで、総勢7人による総力戦は絶対見逃せないものとなるだろう。想像を遥かに超えるベスト・パフォーマンスに期待したい。

    片山 伸