今日は「日経平均3日続伸も午後に失速、米CPI・PPIに注目集まる」というお題で書きたいと思います。
2025年1月11日(土曜日)に、サンワード証券さんのセミナーで講師を務めました。
セミナーを、ご視聴いただき、ありがとうございました。
https://www.sunward-t.co.jp/seminar/2025/01/11_2/
セミナーでは、1時間の尺をもらっていたのですが、ほぼ時間通りにできました。
最終的に146名の方がセミナーを申し込まれたとのことです。
サンワード証券さんは、新宿の東京オペラシティタワーの43階にあるのですが、見晴らしが素晴らしい!
それから、昨日(6/10)、臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】2025年6月10日を配信しました。
もし、メールマガジンに、ご興味ありましたら、ご購読いただきますようお願い申し上げます。
実は、私のメールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、5月の実現利益が約77万円になったそうなのですよ。おー、凄い!
そして、年間の実現利益は、約203万円になったとのことです。



さらに!まだ、6月の第1週なのに、まりりさんは、約45万円も儲かっているのですよ。








ご紹介いただきありがとうございます。
私は、当たり前の事をブログやメールマガジンで書いているだけなのですけどね。
結局、株式投資で儲けるには、当たり前の事を当たり前にやることなのですよ。それが、できないから、安定して利益を上げることができないのです。
ということは、大儲けはできないかも知れませんが、当たり前の事を、当たり前にやれば儲かるということですよ。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
さて、昨日の日経平均は122円高と3日続伸し、終値は3万8211円になりました。また、TOPIXも0.83ポイント高と3日続伸し、2786.24ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが673銘柄、値下がりが876銘柄、変わらずが81銘柄で、やや売り優勢の展開でした。
昨日は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回り、さらに、TOPIX小型株指数が−0.02%と小幅に沈んだ割に、良かったと思います。
昨日の株式市場は、TOPIX大型株指数、TOPIX中型株指数は上昇していたのに対し、TOPIX小型株指数が下落する展開だったのですが、個人投資家が主戦場の東証スタンダード市場指数、東証グロース市場指数が上昇したので、個人投資家には恩恵があったと思います。
実は、昨日、ラッキーなことがあって、東証スタンダード市場に上場している学習塾を運営しているウィザス(9696)が、TOBされることになったことから、TOB価格にサヤ寄せする形で447円高(+17.39%)と急上昇しました。
私は、ウィザス(9696)を、以下のチャートに示すようにエリオット波動第3波が確定したところで買ったのですが、やはり、上昇トレンドが確定した銘柄というのは、何かよいことが起こる兆候なのかもしれません。
ウィザスの週足チャート
TradingView提供のチャート
先日も、「【緊急速報】センコーGHD株価急騰!背景にPEファンドの壮大なる企業価値向上計画か?」で書いたセンコーグループホールディングス(9096)が、アクティビストの大量保有が判明したことで株価が急騰したのですが、やはり、上昇トレンドが確定した銘柄というのは、何か良いことが起こる確率が高いということですね。
そう言えば、私のメールマガジンを読んでいただいているブロガーさんで、チャート分析結果をブログ記事にしている方がいるのですが、良い感覚を持っていて、いつも、私が、買おうとしている銘柄のチャート分析をしているのですよ。
私のメールマガジンのネタがなくなってしまう!
というように、メールマガジンを読んでいる読者さんには、素晴らしい人も出てきています。
あとは、ファンダメンタル分析が出来たら鬼に金棒です。頑張ってくださいね。
ところで、昨日の株式市場と為替市場の動きから、私たちが株式投資をする上でどんなことを意識すれば良いのか、一緒に考えてみたいと思います。
昨日の日経平均は、最終的には122円高と3日続伸で取引を終えました。上がったことは良かったのですが、なんか尻すぼみなんですよね。
午前中は、米国のハイテク株が強かったことや、為替が円安に振れたこともあって、堅調に推移しました。お昼過ぎには一時、なんと400円を超える大幅な上昇を見せた時間帯もあったのでよ。
ところが、午後2時頃に台湾の半導体大手、TSMCの月次売上が鈍化したというニュースが飛び込んで、このニュースが発表されると、それまで相場を牽引していた半導体関連銘柄が大きく上げ幅を縮め、それに伴って日経平均も急速に伸び悩んでしまったのです。
このことから分かるのは、特定のセクターや企業が相場全体に大きな影響を与えることがある、ということです。特に今の時代、半導体は多くの産業の根幹を支えていますから、その動向には常にアンテナを張っておく必要があると思います。
一方で、この日注目すべきは、全体相場が伸び悩む中でも、しっかり値を上げた銘柄が数多くあったことです。
海運業や精密機器、鉱業、医薬品といったセクターは上昇していましたし、個別の材料があった銘柄は大きく株価を伸ばしていました。特に、私たち個人投資家が注目しやすい東証グロース市場では、活発な物色が見られ、信用評価損益率が改善しているという興味深いデータも出ていました。
これは、「森より木を見る相場」という言葉がぴったりの状況ですよね。日経平均のような指数が伸び悩んでいても、企業ごとの魅力やテーマ性が評価され、資金が向かう銘柄はたくさんある、ということです。
もう一つ、この日の日経平均は一時3万8495円まで上昇し、5月半ばの戻り高値を上回りました。しかし、惜しくも3万8500円という節目には届かず、そこから利益確定売りが強まりました。
株価には、投資家心理が意識する「節目」や「壁」のようなものが存在することがよくあります。心理的な節目を突破すると一気に上昇することもありますが、逆に跳ね返されることも多いのですよ。日頃からチャートを見て、過去の高値や安値、そして心理的な節目を意識しておくことも大切かもしれませんね。
また、為替相場も、この日は朝方よりも円安に振れる場面があり、それが株式市場の追い風となりました。特に、日銀総裁の発言が円売りに繋がったとされていますから、要人発言にも注目が必要ですよね。
ただ、一時145円台まで円安が進んだものの、そこからは利食い売りが出て伸び悩みました。米中貿易協議への思惑も、為替の動きに影響を与えていたようです。為替の動きは、海外情勢や要人発言など、様々な要因が複雑に絡み合って決まりますから、こちらも常に最新の情報をチェックしておくのが良いと思います。
今は、先ほども書いたように「森より木を見る相場」なのかもしれません。全体相場が伸び悩む時こそ、個別の成長企業に注目するべきかと思います。相場全体だけでなく、個別のセクターや企業ニュースにも目を向ける意識が必要なのかもしれません。
とりあえず、個人投資家が儲かりやすい相場が続きやすいと思います。稼げるときに稼いでおきましょう!
今週は、11日(水)に発表される米国の5月消費者物価指数(CPI)と、翌12日(木)の生産者物価指数(PPI)に注目が集まります。
前回4月のCPIは4年2ヶ月ぶりの低水準となりましたが、トランプ大統領の関税政策によるモノの価格上昇が懸念されており、米国の物価上昇がこのまま鎮静化するのか、再び勢いを増すのかが焦点となります。
5月のCPIでインフレの持続が示されれば、FRB(米連邦準備制度理事会)は一段と利下げに動きにくくなる可能性も想定されます。
国内では、11日(水)に5月の企業物価指数が発表されます。これまでのところ、米を含む農林水産物の価格上昇の影響が続いており、企業物価指数が消費者物価指数(CPI)に影響を与えるため、高水準が続けば年後半にかけて日銀による利上げ再開が検討される可能性もあります。
今週は、日米の重要な経済指標の発表が相次ぎます。これらの発表が、今後の市場動向にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していく必要がありそうです。
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