今日は「円高を嫌って日経平均 反落!しかし、円高基調が長く続くかは疑問」というお題で書いてみたいと思います。
2025年1月11日(土曜日)に、サンワード証券さんのセミナーで講師を務めました。
セミナーを、ご視聴いただき、ありがとうございました。
https://www.sunward-t.co.jp/seminar/2025/01/11_2/
セミナーでは、1時間の尺をもらっていたのですが、ほぼ時間通りにできました。
最終的に146名の方がセミナーを申し込まれたとのことです。
サンワード証券さんは、新宿の東京オペラシティタワーの43階にあるのですが、見晴らしが素晴らしい!
それから、今度の日曜日(2/9)は、メールマガジンの定期配信日です。今回は、ブレイクアウト手法で買った3銘柄を紹介したいと思います。なお、決算発表済みなので、決算跨ぎの心配はありません。
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さて、昨日の日経平均は279円安と反落し、終値は3万8787円になりました。また、TOPIXも14.97ポイント安と反落し、2737.23ポイントとなりました。
昨日の東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がりが751銘柄、値下がりが827銘柄、変わらずが62銘柄と、やや売り優勢の相場となりました。
場中、ドル円が151円台に突っ込んでいたので、円高を嫌気して日経平均は反落してしまいました。
やはり、日銀の植田和男総裁や田村審議委員の発言がタカ派だったことから、日銀の早期利上げが懸念されているようです。
しかし、今まで、春闘における賃金上昇率等のデータを参考に追加利上げを検討したいと言っていた割に、先日の日銀会合で0.5%まで利上げを行い、そして、追加利上げをしたばかりなのに、さらに追加利上げを示唆する発言をしているのは解せませんね。
トランプ大統領と石破首相が会談する前に円高にしておかないと、トランプ大統領から「円安は問題だ!何とかしろ!」と言われるのが嫌だから、円高誘導しているのですかね。
ということは、今日の朝、トランプ大統領と石破首相の会談が終われば、円安基調に戻るかも?
また、テクニカル的にもドル円のチャートを見ると、高値と安値が切り上がっているので上昇トレンド中なのですよね。ここで、ドル円が安値2を下回ると上昇トレンドが否定されてしまうのですが、まだ、安値2を下回っていないので、上昇トレンド中なのですよ。よって、円安基調は変わらないと思います。
ドル円の日足チャート
TradingView提供のチャート
最後に、昨日の夜10:30に1月分の米雇用統計の結果が発表され、非農業部門雇用者数が市場予想を下回りましたが、失業率は市場予想より改善し、平均時給が市場予想を上振れました。
非農業部門雇用者数(前月比)
結果:+14.3万人
予想:+17.0万人
前回:+25.6万人(修正+30.7万人)
失業率
結果:4.0%
予想:4.1%
前回:4.1%
平均時給(前年比)
結果:+4.1%
予想:+3.8%
前回:+3.9%
非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことから、ドル円が60銭ほど、ズバッと円高方向に進んだのですが、失業率が市場予想が意外に良かったこと、また、平均時給が市場予想を大幅に上回ったことから、1円ほど、ぴょーんと円安になりました。雇用統計の結果発表後、この結果では決められないのか、ドル円が乱高下しました。
ただ、失業率と平均時給を見ると、米国の景気は結構、良さそうです。この状況では、追加利下げ期待は後退しそうですね。
やはり、円高基調が長く続くようなことはないと思いますけど。
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