今日は「円安阻止で日銀早期利上げ観測が強まり銀行株が買われる?」というお題で書きたいと思います。
一昨日、メールマガジン臨時増刊号【ブレイクアウト手法で買った銘柄】 2024年6月29日を配信しました。
以下のチャートは、今回のメールマガジンで紹介している銘柄の日足チャートなのですが、上値目途は、CからABの値幅に対するフィボナッチの161.8%戻しに当たる2072円を考えています。
TradingView提供のチャート
実は、メールマガジンをご購読いただいているまりりさんが、1月から6月までの半年間の実現利益が、何と!約589万円になったそうなのですよ。そしたら、年間の実現利益1000万円が射程範囲内じゃん! ♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!! ...
今月の株です
頑張りましたよっちゃん先生銘柄ありがとう
お役に立てて嬉しいです。今後ともご愛読のほどよろしくお願いします。
もし、メールマガジンに、ご興味がありましたら、ご購読いただきますよう、お願い申し上げます。
さて、昨日の記事「37年半ぶりに1ドル161円超え!為替介入は165円との見方も」で、1ドルが165円になると見ている為替関係者が多いことについて書いたのですが、しばらくの間は、為替介入を警戒して、ジリジリと165円を目指して円安が進行する感じですかね。
今の状況を考えると、ファンダメンタルでもテクニカルでも、円安進行は既定路線になっているものと思いますので、まずはセオリー通り、外需関連株が買われるものと思います。
また、円安進行を少しでも食い止めるため、7月の日銀金融政策決定会合で、国債買い入れの減額は決定されるでしょうから、日本の長期金利は上昇傾向になるものと思います。
そこで、現時点の日本の長期金利の状況を確認したいと思います。
以下のチャートは、日本国債10年物利回りの日足チャートなのですが、これを見ると、エリオット波動第3波が発生中であることが確認できると思います。
日本国債10年物利回りの日足チャート
TradingView提供のチャート
もし、③のエリオット波動第3波が、①のエリオット波動第1波がつけた高値の1.104%をブレイクしたら、上昇トレンド継続が確定し、さらに長期金利が上昇することになります。
おそらく、長期金利は、以下のチャートのように、一旦は1.561%までは上昇するでしょうね。
日本国債10年物利回りの日足チャート
TradingView提供のチャート
ただ、1.561%は、エリオット波動第3波が頂点をつけただけなので、その後、エリオット波動第5波が発生するので、これは1.561%は軽々と超えますよ。
以上のことから、日本の長期金利は、どんどん上昇するものと思います。
5月末、日銀の安達審議委員が、円安の加速・長期化によって消費者物価が早期に再上昇する可能性があるとして、利上げのペースを速めることもあり得るとの見解を示しました。意外に、政策金利の引き上げが、早まるかも?
日銀の利上げは現実的には難しいと思いますが、以上の状況を考えれば、日銀の利上げ観測が強まり銀行株が買われるものと思います。