1107 いま見た夢 | 蓼科クロニクル

蓼科クロニクル

The Tateshina Chronicles

  
2010年9月9日(木) 天気;晴れのち曇りのち雨、気温;最低10℃、最高18℃、今週末は晴れの予報です。(この日記は翌日9/10未明に書いています)
 
 
$蓼科クロニクル-八島湿原・秋
  
秋の風景がこころ和ませてくれる蓼科です。山岳部の紅葉の見頃は10月にはいったらすぐです。
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写真提供:八島ビジターセンター(このテキストをクリックしてすてきなミニツアーを楽しんでください)

蓼科はもうすっかり秋です。朝晩だけではなく日中も秋そのものです。しかし、日中はさわやかな夏の陽射しがさんさんと降り注ぐので、夏らしさも楽しめる、一粒で二度おいしいグリコみたいな季節を迎えている蓼科高原です。遅い夏休みにぴったり!初秋の旅行にも最適です!
  
     
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いま見た夢
 
 
とても奇妙な夢をよく見る。それはこの夏から始まったように想うのだけれど、どうにも自信がない。なにしろ夢のことだから。いまもそんな夢を見て偶然目覚めたので慌てて書き留めようとしているところだ。しかし、真性の夢の証拠にそれはどんどん形を失い脈絡を消していく。まるで海の砂につけた足跡を大きな波が一瞬にして消し去ってしまうみたいに。
 
いま見た夢はシリーズものの第3作だった。なぜそう思ったかなんてことはわからない、夢見たときにはすでにそういう想定になって話は進んでいったのだ。まるで映画みたいだ。なにやら第一作はキンキキッズが主演して大ヒットしたそうだ。いずれにしても、日本を出発した二人ないしグループの若者たちが波瀾万丈の体験をしながら根性でアメリカのニューヨークにたどり着くという話だ。が(そう、夢の中ではぼくも若者だった)
 
ぼくが入り込む夢はいつだって「シリーズもの」だと言うところがおもしろい。というか、ぼくのような性格のひとが、こんなにおもしろい夢を見て良いのだろうかと想うほどおもしろいのだ。いったいぼくのどこにそんな能力が隠されていたというのだろう。いずれにしてもそれは突然始まり、それ以前のストーリーは夢の登場人物たちによって語られ、ぼくは事の次第を知るわけだ。
 
あとは超リアルな世界が展開するので、息つく間もなく頭と体を使わなければついて行けない。ぼくが何を考えどのように行動するかによって旅の仲間の反応や方向性が違ってくるのだから気が抜けない。なんでこうなるのだろう。リアルな世界でもぼくはいつもそんな役目をいつのまにか担わされているのだ。でもまあ、子供の頃からずうっとそうだから夢の中でもそうなのだろう。
 
ほとんどすべての夢がそうであるように、いまは先ほどの夢はそのほとんどの部分、とくにプレミアム的におもしろい部分が欠落してしまった。どんなに覚えていようと努力しても無駄なのだ。それがいわば真性の夢である限りは。記憶の研究が大学の学部生時代のメイン・テーマだったから、よくわかるのだ。
 
それでもいまはまだ若干のショート・エピソードや夢の出口の扉の外側に書かれた映画のプロモーション用のポップアート調のポスターだけは見ることができる。登場人物が思い思いの格好でポップなジェットコースターに乗って跳んだりはねたりそれぞれのキャラクターを主張している。しかしそこには主演であるはずのぼくの姿は描かれていない。
 
夢とはそんなものなのだ。
 
ああ、ほんとに夢だったのだ、とむしろ安心して良いと想う。
 
それにしても前半の大半の時間を占める、通勤時間帯の京王線以上に混み合ったハワイ行きジャンボジェット機の立ち乗りクラスのキャビンの喧噪と、よどんだ空気と熱気、そしてなぜか終始ぼくの上に乗っかって周囲に話しまくる気の良いしかし重たいポリネシアンの太った女の子(里帰りだそうだ)が強烈な印象として記憶に残っている。
 
これらは何かのメタファーなのかも知れない。そうではないのかもしれない。わからない。
 
ぼくは、あるいはぼくたちは、目的地のニューヨークに無事到着できたのだろうか。途中で終わってしまったということは、次はこの続きを見ることになるのだろうか、っていうか、出演することになるのだろうか?
 
  
 
☆たてしなラヂヲ☆

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