こんにちは
訪問ありがとうございます
今回は、ちょっと意外な「窓ガラスの話」です
家にある窓の中には、網入りガラスが使われているものもありますよね
これは、火災時の延焼を防ぐためにワイヤー（鉄線）が中に入っているタイプのガラスです
しかし実はこの網入りガラス、熱割れしやすいという特徴があります
熱割れとは？
熱割れとは、ガラスの温度差によって生じるひび割れ現象のこと
太陽光が当たる場所と影になる場所で温度差が大きくなったり、室内外での温度差が大きくなることでガラスが割れてしまうことがあります
特に網入りガラスは、中にワイヤーがある分、熱の影響を受けやすく、割れやすい傾向があります
防火地域や準防火地域にお住まいの方は網入りガラスの設置義務があるため、避けられないこのガラス
近年の猛暑の影響で、窓ガラスの熱割れが増えていると報道されていました
実家の窓ガラスにも、こんなひびが…
この話を書いていて、ふと思い出しました
そういえば、実家の網入りガラスにひびが入っていたんです
実家の母に聞いてみたところ、特に物をぶつけたわけでもなく、いつのまにか筋のようなヒビがスーッと入っていて、なんでだろうと思っていたらしい
もしかしたら、あれも熱割れだったのかもしれません
原因もわからず、「古い家だし、しょうがないか〜」なんて思っていたけれど、今なら納得がいきます
ニュースで聞いた、修理業者さんの衝撃発言
今年の日本列島の猛暑っぷりは、もはや異常事態
先日、あるニュース番組で窓の修理業者さんが語っていたことがとても印象的でした
それは──
「窓ガラスにフィルムは貼らないでください」
という一言
まさか！と思いました
暑さ対策・省エネ・UVカットなど、良かれと思って遮熱フィルムを貼っている方も多いはず
でも、それがかえってガラスの破損につながるなんて
知らなかった方も多いのではないでしょうか
フィルムを貼る前に確認を！
遮熱フィルムの中には「網入りガラス対応」と明記された製品もあります
フィルムを貼る前に、窓ガラスの種類と、フィルムの適合性を必ずチェックしましょう
ちなみにLIXILではフィルムは推奨していません
これからの季節、遮熱対策は重要ですが、思わぬトラブルを防ぐためにも、ガラスの特性にも目を向けてみてくださいね
一番の対策は家の外で日差しを防ぐこと
すだれ・よしず・シェードなどを上手に利用して、この夏を快適に、そして安全に乗り切りましょう
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