【ご質問】

 

いつも記事から勉強させて頂いてます。

 

中度知的障害のある子供の就学先として、再来年に都内の特別支援学校へ入学を考えています。

 

学校説明会では1学級の生徒4~6人に対し、担任1人(副担任はつかないそうです)、学年主任2人が必要に応じて各クラスに入ると説明を受けました。

 

しかし、ここ数年は1学年7~8クラス以上あるそうです。

 

補助員がいたとしても、常に特定のクラスにいる状況ではないようです。

 

支援級よりは手厚いのかもしれないけれど、他の地域の支援学校では子供2~3人に対して教員1人の割合でつくと聞きますし、子供6人に対して教員1人では手薄では…?と心配しています。

 

支援学校なのに、教員不足で流れ作業的な状態になっては、子供も学校が楽しくなくなるのでは?と考えてしまっています。

 

都内では、今はこれが普通なのでしょうか?

 

立石さんの息子さんの頃はどうでしたか?

 

最近の都内の支援学校事情をもしご存知でしたら、お聞きしたいです。

 

もし子供が支援学校の授業についていけない状態になったら、どうしよう…?と、とにかく不安です…。

 

よろしくお願いします。

 

【立石より】

 

国の規定で支援学校は生徒マックス6名に対して、担任1人と決まっています。(支援級は8名です。)



 

その年度の入学希望者の人数によって、例えば入学希望者が7名だったら、定員の規定に沿って、3人と4人のクラス(2クラス)に分けられます。

 

教員不足で定員をオーバーしてクラス編成することはありません。

 

学校教育法とやらでおそらく国で決められていることだからです。

 

これはどの地域に行っても同様ですよ。

 

その年度の入学希望人数によってクラス数は増えることはあっても、クラスの定員をオーバーして詰め込むことは絶対にありませんよ。

 

支援級よりも支援学校の方が設備的にも人員的にも余裕があり手厚いです。

 

あまり不安に思われない方がよいのではないでしょうか。

 

息子の場合は支援学校で生徒5人に対して担任一人でした。

 

重度重複児学級は生徒3名に対して一人の教員でした。

 

特別支援学校の担任は特別支援教育の専門資格を有する人が担任に必ずなります。

 

支援級は普通の教員免許だけで担任することができる制度になっています。通常級で学級崩壊させて、支援級に回される先生もいて驚きでした。

 

あらゆる面で支援学校の方が手厚いです。支援学校は最後の砦ですから、「勉強についていけるかどうか」など心配無用、それをするのが支援学校の先生の仕事なんですから。

 

進級するときは何かと不安ですよね。親御さんの不安がお子さんに伝わらないように、「なるようになるさ」の精神で行きましょう。

 

命が奪われるわけではありませんからね。

 

 

 

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全文字、立石の指導動画付きです笑