【憲法】 ケースブック憲法の意義 | 法学事始ブログ

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未だに本論に入らずさまよっているわけですが、ケースブックについて少しだけ。

憲法のケースブックは
・長谷部ほか ケースブック憲法(弘文堂)
・プロセス憲法(信山社)
・case and material
などが一般的のように思います。

評判としてプロセス憲法は上々で
森林法についての石川論文は名作と思います。
さてもさても今回話したいのはケースブック憲法についてだったりします。
自習用に向かない、解答不能と名高いわけですが、実は私はこれ好きだったりします。

現在の憲法学の通説が芦部であり、それが今から20-30年前のものであるところ、その後の憲法学説はその見直しを進めているわけで司法試験もそれを反映している以上それに見あった学習をすべきところいい教材はなかなかありません。
ケースブック憲法の設問はその点難解ながら現在の憲法学を反映できているのが魅力的です。

悩みどころは設問の難解さですね。
難解さの由来はその設問が前提知識を要求し、それなしでは答えられないところでしょう。
それゆえ自習に向かない訳ですが、逆に言えば設問の解答にあたり想定している前提知識こそが憲法の学習で一番の核であります。
単に試験で問題を解くには判例が共有する前提知識を正しく理解し、そこから問題に適した結論を導出しなければなりません。

とまぁケースブック憲法の設問の意図を考える(場合によっては意図を示す論文が示してあったりもしますし)のは意味があると思います。

わかる範囲ではこのブログでも書いてみたいとは思う訳ですが…

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