はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

ある人から

 

昔にされたことが許されなくて

 

怒りが止まらないってことが

 

ありませんか。

 

 

 

 

たまたま

 

その人と同じ苗字の人を

 

見つけただけでも

 

嫌な気持ちになるようなことも。

 

 

 

 

たとえば

 

あの時、傷つけてきた人

 

あの時、裏切った人

 

あの時、恩をあだで返してきた人

 

あの時、助けてくれなかった人

 

 

 

まぁ色々といるでしょう。

 

 

 

 

精神科医をやっていると

 

そのような人による

 

心の傷からくる苦しみの話は

 

ほんとうによく聞きます。

 

 

 

 

しかし

 

なかには

 

そんな何年も前のことなのに

 

未だに怒りをとめられない…

 

感情をコントロールできない…

 

という自分に対して悩む人もいます。

 

 

 

 

たしかに

 

誰かに相談しても

 

『そんな昔なことは

 

さっさと忘れた方がいいよ』

 

と言われたりもするでしょう。

 

 

 

 

しかし

 

スッと忘れられるなら

 

ここまで悩んでないでしょう。

 

 

 

 

 

 

よくよく思い出したら

 

裏切られたり傷つけられたりの

 

まさに出来事がおきていた時

 

相手に対して

 

今のように怒ることができましたか。

 

 

 

 

もしかしたら

 

怒りをあらわに

 

できなかったかもしれませんね。

 

 

 

 

というのも

 

あなたのなかの

 

自然な防衛本能として…

 

 

ここで

 

怒りを爆発させると

 

火に油を注ぐことになったり

 

より傷が深くなる可能性がよぎり

 

無意識にブレーキをかけて

 

グッと怒りを抑え込んで

 

我慢したかもしれませんね。

 

 

 

 

とても苦しかったと思います。

 

 

 

我慢したのは

 

決して一瞬ではなく

 

長い年月なのですから。

 

 

 

 

ただ、今になっても

 

忘れられずにイライラするのは

 

『その怒りが

 

我慢から解き放たれて

 

やっと表出できるようになった』

 

とも考えることができます。

 

 

 

 

これは

 

以前のときよりも今のほうが

 

あなたが傷つきにくい

 

安全地帯に移動できた証拠なのです。

 

 

 

 

人生のなかで

 

より安全を確保できたのは

 

大きな一歩を踏み出した結果であり

 

とても喜ばしいことです。

 

 

 

 

 

 

 

昔の出来事の怒りを

 

未だに感じていることを

 

悪く思わないでください。

 

 

 

 

その当時よりも

 

自分の力で

 

安全な場所を求めて

 

前に進んだ証拠です。

 

 

 

 

怒りや悲しい、恥ずかしいなど

 

どんな感情であっても

 

あなたの心の中から生まれた感情に

 

けっして善悪はありません。

 

 

 

 

『このような感情を抱える自分は

 

まだまだダメなんだ』

 

なんて思わなくていいですからね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

=(大切なお知らせ )=

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