はい、どーも!井上です!

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

あっという間に

 

もうすぐ9月ですね。

 

 

 

 

ただ、9月と聞くと

 

学校の先生や

 

学生の心を扱うような大人は

 

どこか胸騒ぎがしますね。

 

 

 

 

ご存じの方も多いと思いますが

 

『9月1日』という日は、1年のなかで

 

自ら命を落とす子供が最も多くなる日です。

 

 

 

 

そのような日が近づくと

 

おのずと意識をしていまいます。

 

 

 

 

ただ、

 

もう少し大きな括りで考えた時に

 

命を落とすまで至らないけれど

 

精神状態が健全とはいえない子供

 

たくさんいることでしょう。

 

 

 

 

そのような意味でも

 

どんな大人であっても

 

子供の心身を守ることが必須です。

 

 

 

 

このブログでは

 

幼少期の親子関係から生まれる

 

心の傷をテーマにすることも多いです。

 

 

 

 

そこで今回は


もう少し話題を広げて

 

子供の心を守る親子関係について

 

お話したいと思います。

 

 

 

 

 

 

では、家庭のなかで

 

子どもの心を守るに

 

必要なことは何でしょうか。

 

 

 

 

それは、子どもにとって

 

『家庭=安心・安全の場所』


だと、感じていることです。

 

 

 

 

言うまでもなく

 

毎日のように、親の機嫌だけで

 

罵声を浴びせ続けられたり家庭なら

 

安心も安全もありません。

 

 

 

 

ただ

 

その反面で、親子の関係は

 

『親密であればあるほどいい』

 

と思っている親にも注意が必要です。

 

 

 

 

その思いが過剰になってくると

 

『親の言う通りにするのが正解』

 

つまり


『親の言う通りにしないのはダメ子』

 

だと考えるようになってしまいます。

 

 

 

 

それは


常に親の顔色をうかがいながら

 

過ごすことが必要になり

 

決して安心できる環境ではありません。

 

 

 

 

さらに


『親の言う通りにするのが正解』

 

と考える親であれば


『親自身は子供のために

 

いい親いなければいけない』

 

という考えている人も多いです。

 

 


 

では、”いい親”とは

 

どのような親でしょうか。

 

 

 

 

もちろん、色々な要素がありますが

 

子供に常に正しい答え(道)を


与える続ける必要があるので

 

いい親というのは


失敗しない完璧な存在であると

 

結びつけてしまっています。

 

 

 

 

しかし

 

親がずっとそのような存在であれば

 

子どもからすると

 

いつも失敗やミスが許されることない

 

緊張感を感じて過ごすことになります。

 

 

 

 

だから、親こそが

 

子どもの前でもありのままの

 

ダメな姿をもっと見せることです。

 

 

 

 

完璧でない姿を見せることで

 

人間という存在は大人になっても

 

『完璧ではないこと』を知っていくのです。

 

 

 

 

そうすることで

 

子どもが何かストレスなどを抱えた時も

 

 

『周りの大人(親)でもこんな感じだし

 

あまり深く悩まなくていいか』

 

 

『身近な大人(親)でも

 

落ち込んでるときあるもんなぁ』

 

 

くらいに感じとれるようになっていきます。

 

 

 

 

逆に


常に強く逆境に負けじと

 

立ち向かっていく姿ばかりを見せていると

 

『それ意外は許されないこと』

 

のように感じてしまうものです。

 

 

 

 

やはり、子供は

 

親の背中を見て育ちます。

 

 

 

 

ストレスに耐えしのぐだけでなく

 

柳のように受け流している姿や

 

時には、凹んでいる様子なども

 

実際に見せていくことが大事なのです。

 

 

 

 

 

 

では、今日のおさらいです。

 

 

 

どんな大人であっても

 

子供の心身を守ることは必須です。

 

 

 

 

そのなかでも

 

親子というのは

 

物理的な距離が近い分

 

影響力もかなり大きいですね。

 

 

 

 

子供の心を守るためには

 

安心と安全をベースにした親子関係

 

とても大切になってきます。

 

 

 

 

つい、子供に


安心や安全を提供しようとするがあまり


親が理想とする価値観を

 

押し付けてしまいそうになりますが

 

本当に必要なのは

 

子どもの価値観を広げてあげることです。

 

 

 

 

そのためにも

 

親がいつも完璧な姿だけを見せることなく

 

ありのままの姿を見せることも

 

大切なことです。

 

 

 

 

子どものうちに挫折感や無力感など

 

自分の思い通りにならなかった時の

 

ネガティブな感情をどのように扱うかを

 

経験するだけでも大きく違ってきます。

 

 

 

 

その経験が

 

子どもが大人になってからも

 

自分で自分を守るための原点

 

なったりもしますからね ^^

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

【今日の参考記事】

 

 

  

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