発達障害からうつ病に変化する?!精神科医が二次障害を解説! | あなたの会社は大丈夫?関西発!たたかう産業医!

あなたの会社は大丈夫?関西発!たたかう産業医!

問題社員や問題経営者などを産業医の目線で切り込んでいく!

 

 

 

はい、どーも!井上です!

 

 

 

関西を中心に精神科医かつ産業医しています!

 

 

 

 

ラフな人生をめざしていきましょう(^^)

 

 

 

 

 

今日は、発達障害の二次障害についてお話させて頂きます。

 

 

 

 

さっそくですが、具体例から見てみましょう。

 

 

======

 

 

ある会社に仕事でミスばかりして、

 

周囲からも何度も怒られるAさんがいました。

 

 

 

Aさんはうつ病で休職になってしました。

 

 

 

その後、うつ病が寛解になり復職することができました。

 

 

 

 

 

しかし、職場では、以前のようなミスを繰り返し

 

 

周囲についていけない事を、再び悩み始めてしまいました。

 

 

 

 

その後も、上手くいかずに再休職になりました。

 

 

あとになって分かったのですが、

 

 

実はAさんは発達障害を抱えていたのです。

 

 

======

 

 

 

 

二次障害に至る人の多くは、

 

 

学生時代は発達障害の指摘はなく過ごしていた人です。

 

 

 

 

つまり、社会人で始めて発達障害を指摘されたパターンですね。

 

 

 

 

 

 

もちろん、自分が発達障害と気付いてないと、

 

 

周囲は気づかないし、会社内で特別な配慮はありません。

 

 

 

 

 

そのため、周囲からは

 

 

・こんな簡単な事もできないのか

 

・常識がない

 

・人の話も聞けない

 

 

など、心無い言葉を浴びせられることもあります。

 

 

 

 

 

会社内で、このようなことが続いたり、

 

 

発達障害の特性によって、どうしても上手く馴染めない事もあるでしょう。

 

 

 

 

 

そのような事が続くと

 

 

・自分はダメな奴だ…

 

 

・社会に適応できない人間だ…

 

 

と、自分自身を責めてしまいます。

 

 

 

 

このように、自分からも他人からも責められる毎日になります。

 

 

もちろん大きなストレスを抱えることになります。

 

 

 

 

 

発達障害の方は根っから真面目な人も多く

 

 

「次は絶対に失敗しないようにする」と、

 

 

さらに自分にプレッシャーをかけてしまいます。

 

 

 

 

 

意気込みは悪い事ではないんですが、

 

残念ながら、世の中は絶対に失敗しない人はいません。

 

 

 

しかも特性上、苦手なことだったりすると、またどこかで失敗します。

 

 

 

すると、さらなる落ち込みに繋がり、いよいようつ病を発症してしまうのです。

 

 

 

これが二次障害です。

 

 

 

 

もともとの発達障害が一次障害です。

 

 

 

そこから発展して、出てきたうつ病が二次障害です。

 

 

 

 

 

 

実は、このようなタイミングになって

 

 

初めて来院する患者さんはたくさんいます。

 

 

 

 

今までのミスが、まさか発達障害によるものだと

 

 

疑わなかったら当然のタイミングです。

 

 

 

さてこの時は、主治医としての腕が問われるところでもあります。

 

 

 

 

・ストレートなうつ病の患者さんなのか…

 

 

・一次障害:発達障害で二次障害:うつ病の患者さんなのか…

 

 

 

ここを見抜くことが出来るか、出来ないかで

 

最初の治療や支援の方法が変わってくるからです。

 

 

 

 

 

ただし!

 

 

患者さんからだけの話であれば、

 

一次障害として発達障害があることを見抜くのは意外と難しかったりします。

 

 

 

 

 

それは、患者さん自身が発達障害の症状を自覚していないので、

 

 

困っている症状を本人が語る時、

 

 

「気分の落ち込み」・「不眠」などうつ病の症状がメインの主張になります。

 

 

 

 

 

だから、問診がかなり大切であり、

 

 

会社内で何があったかを確認する必要があります。

 

 

 

ところが、その時も、「上司のパワハラで…」などの切り口だと、

 

なかなか核心に迫れなかったりします。

 

 

 

 

では、そのような時は、どうなるか…??

 

 

 

ある程度の時間が必要ですが、うつ病の治療が上手くいって

 

最初の診察では分からなかった、本人の発達障害としての特性が

 

診察の時にも見え隠れしてくる時があります。

 

 

 

 

 

そのような時は、会社からの情報などが必要になります。

 

 

会社に、中立で正しい医療情報提供できる産業医がいれば、非常に助かります。

 

 

 

もし産業医がいない会社であっても

 

上司から見て、どのようなか仕事ぶりであったか

 

などを把握すれば、


今後の就労に必要な情報が手に入るでしょう。

 

 


 

 

うつ病自体は、休養や薬物療法で回復したとしても、

 

 

発達障害は生まれつきの特性なので、

 

 

その点に何もアプローチせずに復職しても、

 

 

再び二次障害として、うつ病を再発しやすいのです。

 

 

 

 

 

 

二次障害は、このように診断に時間がかかることもありますし

 

 

本人にとっても非常に苦痛が伴います。

 

 

 

 

発達障害と分かっている人でも、

 

 

もちろん二次障害になる可能性があります。

 

 

 

 

「Aさんは発達障害だから、うつ病とは関係ないよな…」と

 

思いこまないように、して下さいね。

 

 

 

 

「あれ?Aさん、二次障害でうつになってない?」

 

 

と周囲が言えるくらい、理解が進むと嬉しいですね(^^)

 

 

 

では、今日はこのへんで!

 

 

 

See You Next Time Bye-Bye!!

 

 

 

(精神医学や産業医学などの内容を楽しくツイートしています。)

 

 

============

 

 

これからも私は戦いますので、応援していただける方は、ぜひともポチっとよろしくお願いします(^^)

    ⇓


人気ブログランキング

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村