一旦、教育実習日記は休憩。最近感じたことを。
教育学部の講義では、学生への脅し文句として記事タイトルのような言葉がよく使われます。
でも、それってどうなんでしょうか?
もちろん、現場の辛さ、難しさを私たちは表面的にしか知らないし、その実態やそれを克服するための理論や実践例などをレクチャーすることは必要だと思います。
でも実際は、ただ不安だけ煽り、その解決に結び付けるための知識を教えてくれない。
だから、ただただ「教師って大変なんだ~、怖いな~・・・」って思って、モチベーションを下げちゃうだけのような・・・
経験則から言って、「子どもが可愛いと感じなくなる」ってのは、
「子どもが思った通りに動いてくれない」時であり、
「子どもの目から輝きが消えた」時な気がします。
そしてそれは100%教師を始めとする周りの大人が悪い。
つまり、記事タイトルのようなことを言ってくる教師は、自分をダメ教師と自認しているだけ・・・な気がするのは、学生の甘い認識なのでしょうか?
私自身、子どもと接する中で、どうしても心のどこかで、子どもを憎たらしいと感じちゃうことが何度もありました。
それは例外なく、自分の指導・支援が上手くいってないから。
だから私は自分の中で「子どもをいかに可愛いと思えるか」を自分の実践を振り返る時の一つのバロメーターとしています。
東京でヒッチハイクしていた時、ドライバーさんに言われたことがあります。
「教師は性善説を貫くべきだ」
教育とはさほど関係のない方でしたが、すごく面白くて立派な方でした。その一言は今でも、強く胸に突き刺さってます。
そして、今回のテーマと深く関わってる気がします。