今、思うこと~旅立ちの前に | 特別支援学級教員のブログ~人生、何事も勉強~

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3浪した大学受験、充実した大学時代を経て、小学校特別支援学級の先生になりました。
そんな日々に思ったことについて、たまに更新していきます。
コメントとか待ってます。

昨日はバイトとか友人の誕生会とプレゼントの準備とかで忙しく、更新出来ませんでした(__)

さて。
明日、長期休暇恒例となりました、ヒッチハイクツアーをスタートさせます。
\(^^)/

今回は、どんな旅になって、どんな出逢いがあるのか。どんな価値観に触れることが出来るのか。
それが想像も出来ず、どんな新しい「自分」を持って帰ってこれるのかも分からない。
だから、今の「自分」を、ここに書き留めておこうと思います。


このブログを始めてから一貫して、「教師になりたい」っていう夢は変わっていません。
でも、どんな立ち位置の教員になって、どんな教育をしたいかについては、色んな考えの変化があって、今に至ります。

最近、大学の授業の一貫として自閉症の男の子とペアになって寝食を共にしました。そのために6月からその子との交流を繰り返して、支援方法を考えて考えて、無事大成功に終わりました。
特定回避のためにこれ以上の記述は避けますが、その活動を通して思ったのが、
やっぱ特別支援っていいな、自分はなんて素敵な教育分野を専攻しているんだろう、
ってこと。

それに追い撃ちをかけるように、肢体不自由児の施設での臨床経験。
(これについては、何だかんだで一日目までしか更新出来ておらず、ヒッチ終了後にまとめて書いていきたいと思います)

色々と考えて、何とかしてこういう子たちの可能性を精一杯引き出してみたい、そんな仕事をしたいって思うようになりました。

一時は、小学校の通常学級の教師を目指していたし、結局、教員採用試験は小学校を受けることになるのですが、その中でも特別支援学級の先生だったり、特別支援教育コーディネーターであったり、通常学校の中での特別支援教育の中心的なポストに就きたい。
そんなことを、一年生の時の実習や二年になってから始めた学習チューターとして(どちらのことも過去のブログに書いてあります)特別支援学級で活動する中で、思い始めていました。
その想いが最近、ぐっと大きくなりました。

養護学校教員も憧れるところはあるのですが、養護学校はすでにきっちりとシステムが構築されており、自分が出来ることって限られてくる気がします。
一方、通常学校での特別支援教育体制は、現場を見た感じかなり甘い部分が多い。
そこを、変えたい。
今の段階から、現場を見る度に「こうした方がいいんじゃないか?」「これっておかしいんじゃないか?」って思うことが多々あります。
そこを、自分が納得のいくようにコーディネートして、子どもの可能性を引き出せた実感が持てたら、どんなに幸せだろうって思います。


そして、今の自分。
22だけど、まだまだコドモで未熟な自分を感じていて。でも最近大学の友人数人にそんな話をしたら「そんなことないよ~、オトナだよ~!」って言ってくれて、だいぶ自信を取り戻したことがありました。

ただ突っ走っていた一年生の時と違って色んなことを考えて始めて、自分の足りないところ、不充分なところと向き合わざるを得ない状況に追い込まれることも多々あって。
何度も自信をなくしたりしたけど、最近少しずつ、自分を認められるようになってきて。
そんな自分を、一人で旅する中でゆっくりと見つめ直せたら、とも思います。



ほんの束の間
胸の中に巻き起こす、風、風、風
「今しかないよな」って呪文みたいに繰り返す
日常の下敷きになって
埋もれたものを取り返すんだ

「甘い夢だ」と誰かがほざいてたって
虎視眈々と準備をしてきた僕だから
きっと上手くやれる
行こうぜ

新しい記号を探しにフラスコの中飛び込んで
どんな化学変化を起こすか
軽くゆすってみよう
It's OK
ゆけ荒れ狂う海原の上
未来へとてを突き出して
もしかしたら今日は何も起こんないかも
でも明日へとパドリング
by Mr.Children「PADDLE」