こんにちは。
キューズマガジンの9月号が発売されました。
キューズで連載させて頂いている「社会人撞球部」の広告がほぼ1ページ丸々のサイズでデカデカと掲載されていました。
大きく取り扱って頂いて、光栄です。
しかーし、使われているフォーム写真の顔がかなり右に傾いていました。
言い訳させてもらいます。連載2回目で顔の傾きについてのレッスンをやった時の「右に傾く」悪い例の写真です。
まあ、読者の方はそんなに細かい所までチェックしていないかと思いますが・・・。
細かいこと言って、すいません!
せっかくなので、連載2回目に掲載した「顔の傾き」について、僕の研究成果をブログでも書かせてもらいます。
利き目や左右の視力の差によって個人差はありますが、顔の位置と傾きによる目の錯覚を解説します。
キューが右に向いているように錯覚してしまうパターン
結果として正しい狙いのラインより左側にキューを向けてしまいます。
A,右目寄りにキューがある(狙いのラインより左側に顔がある)
C,右目が前になっている
キューが左に向いているように錯覚してしまうパターン
結果として正しい狙いのラインより右側にキューを向けてしまいます。
D,左目寄りにキューがある(狙いのラインより右側に顔がある)
E,顔が左に傾いている
F,左目が前になっている
以上の6パターンがあります。僕はAの「右目寄りにキューがある」とBの「顔が右に傾く」癖があります。
その結果として正しいラインより左側にキューを向ける癖があります。
最近はだいぶ矯正されて、仲間のプロからも顔の位置が矯正されたことを気付いてもらいました。
目が錯覚を起こしていると、真っ直ぐにストローク出来た時に真っ直ぐに当たらないので、混乱してしまう事があると思います。
少しの錯覚であれば、全く問題無いと思いますが、僕の場合は「レール際の10センチ位浮いたストレートショットを狙うと反対側のコーナーバンクを狙っているように見える」位に狙いがズレていたので、顔の位置を矯正してショットの安定度は増したと思います。まだまだ結果には結び付けていませんが・・・。
トッププロの中でもまるっきり違う方向を狙っていて、撞く瞬間に修正するプレイヤーも沢山います。ブスタマンテやガレゴさんなんかがそうですね。練習量が豊富で自分自身の癖が分かっていれば大丈夫だと思います。
でも、顔の位置がきれいに狙いに正対して構えているプレイヤーにシュート力の優れたプレイヤーが多いように感じます。オルクリオなんか顔からキューが生えているみたいに真っ直ぐですね。
最終的には練習の中で、感覚と結果を一致させていかなければならないのですが、真っ直ぐのショットや目の錯覚に悩んでいる方は試してみて下さい!