神様の本質が愛であることを証明するための三度目の挑戦が始まる | クリスチャン以外にも読んでもらいたい聖書物語

クリスチャン以外にも読んでもらいたい聖書物語

世界には多くのクリスチャンがおられます。様々な教会があり、様々な聖書解釈があります。これから描いていく聖書物語は、人間から見た聖書解釈ではなく、あくまでも神様の目的や視点から見た聖書解釈であり、そこから知り得た人間の責任について書き綴っていきます。

 

 

 

ミカエルは続けて質問した。

 

「ご主人様、アダムトライアングルの失敗に続いて、ノアトライア

 

ングルも失敗しました。一体、何回まで延長は可能なのですか。も

 

しかして制限はないのでしょうか。」

 

神様は答えられた。

 

「ミカエル、全てはトライアングルの法則に従っていると教えたで

 

あろう。トライアングルは三段階を意味している。まずHOWゼロ

 

位置が第一段階、それからWHY位置つまりHOW100位置が第二

 

段階、それから人間を経由して再び私の下に帰って来るがそれが第

 

三段階である。一言で言えば、三段階目には必ず私の下へ帰らなけ

 

ればならない。

 

トライアングルの法則は目的と手段について明確に示している。目

 

的はWHYで表され、動機と最終結果を表している。神様トライア

 

ングルにおいては、私が目的を立て最終結果を評価する。従って、

 

私はアルパでありオメガである。初めであり終わりである。最初の

 

ものであり最後のものである。目的はトライアングルそのものの本

 

質となる。手段はHOWで表され複数の道がありうる。目的が変わ

 

らなければ手段の変更があっても本質的に変わりはない。つまり三

 

段階目に神様の下へ帰りさえすれば、トライアングルの法則は満た

 

されるのである。延長は三度以内でなければならないことを延長三

 

段階公式と呼ぶ。」

 

ミカエルは言った。

 

「つまり三段階を超える延長は、三数完成の法則に違反するという

 

ことですね。分かりました。もう既に二回失敗しています。延長三

 

段階公式から見ればチャンスは、あと一回ということになります

 

ね。」

 

悪魔は自信を深めた。

 

人間は善よりも悪のほうに傾きやすいと考えるようになった。神側

 

に立っていたハムですら、悪魔はそそのかすことに成功した。

 

これで神様は深刻さを増すと共に、より一層決意を固めた。

 

「神様の本質が愛であることを証明する道は、どんなことがあって

 

も人間を成功させる以外にない。私は全知全能だ。愛において絶対

 

者だ。私が弱気になったら宇宙の基盤が破壊されてしまう。」

 

神様は三度目の挑戦に向けてすぐさま準備を開始された・・・。

 

第十章 アブラハムトライアングル

 

神様は、ノアトライアングルの失敗によって、再び暗闇に覆われた

 

悪魔世界をさまよいながら、新たな責任者を探し求めた。

 

ノアから10代目、400年が過ぎ去った頃、神様は一人の義人ア

 

ブラハムを見出した。

 

神様はアブラハムに言われた。

 

「アブラハムよ、お前の忠誠心は見上げたものだ。私の命令のまま

 

にカルデヤのウルから旅立ち、旅路を続けて今やカナンに到着し

 

た。お前の父は偶像商人だった。またその民は神々を信ずる多神教

 

に染まっていた。根源唯一の法則に反する多神教は悪魔が初めたも

 

のだ。そして偶像商売は悪魔の商売だ。私が最も嫌うものの一つが

 

多神教と偶像崇拝である。私はお前に悪魔と因縁を切らせるために

 

旅に出ることを命じた。私はお前にこのカナンの地を与える。子々

 

孫々に受け継がせなさい。そして三大責任を完成し、私のトライア

 

ングルを完成するのだ。」

 

神様は三度目の挑戦をどんなことがあっても成功させなければなら

 

なかった。本格的な挑戦の前にアブラハムをカルデヤのウルから導

 

き出し訓練を重ねていた。

 

つづく