エアコン取り換え工事、六道珍皇寺・西福寺・六波羅蜜寺のお盆行事 | プチプラ移住 in 京都  

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《2024年8月9日》

近年、あまりにも暑いので、8月はほとんど在京しないのだが、今日は、先月、雨天で出来なかったエアコンの取り換え工事をする日なので入京せざるを得ない。併せて主に京都のお盆行事を拝観することにした。

 

新横浜駅8時13分発に乗車。お盆期間で新幹線はオール予約席なのだが、かなりすいていたのは意外だった

昨日の地震の影響で、やや徐行運転、5分遅れで10時14分、京都駅に着く。外国人が多いように感じた。先頃の超円安で増えたのか?と思った

11時から工事開始の予定。

10時55分に我が庵に到着。11時10分に工事の人が1人来て取り換え作業開始。

大体、2時間ほどで完了するとのことなので、徒歩約3分のガストで昼食方々待機することにした。

 

ところが、13時頃、電話があって、ある道具が必要になって取りにもどるので、工事の完了が16時過ぎになるとのこと。

夕方から、プチ移住者の人達と「六波羅」界隈の寺院のお盆行事を見に行く段取りになっていたのでアセったが、工事を完了してもらうしかないので、成り行きに任せることにした。

近くに居なければならないので、ガストからダイソー、ブックオフ、スーパーマツモトのイートインに移動したりして、ひたすら時間をツブした。

 

15時半、工事が終わったとの電話で急いでもどった。新しいエアコン↓

ダイキン製のエアコンを取り付けてくれていた。ダイキンのエアコンは定評高くやや高価(何しろ戦艦大和の冷房も手掛けている)。

いろいろハプニングはあったが、こんな超低額家賃の物件でもオロソカにしないところは嬉しい❗

 

16時チョイ前に、徒歩約3分の「太秦映画村前」から63番の京都バスに乗る。

このクソ暑いのに「河原町通」は、かなりの人出だった

「四条京阪前」で下車

京阪線に乗り、となりの「清水五条」駅で下車

イチバン北の長い5番出口から地上に出る

5番出口を出たところ

前の写真中央右側に曲がり

「松原通」に向かう。「大黒湯(写真左端)」で北に曲がると、京都特有の「ろうじ」が増える。写真は「あじき路地」

やましろの路

京都最長と思われる「田中図子」入口

松原通(縦の道路)と大和大路通(横の道路)の交差点に出る。ホコ天になっていて、整理のガードマンがもう立っていた

前の写真の松原通を上がって行く

前の写真奥が、下の【地図①】左端の「西福寺」の前。地図の松原通を左側から右側に向かって歩いている。

 

【地図①】

※ちなみに【地図①】の下オレンジ色のマークの場所に、鎌倉幕府の出先機関「六波羅探題」跡の石碑が建っている。

石碑の西側は下り坂になっていて「開晴小・中校」の敷地が比較的高台なので、ココが六波羅探題の跡地なのだろう。六波羅探題は「歴史好き関東人」にとっては、馴染み深い行政組織である。平家の六波羅屋敷もこの周辺に建ち並んでいた。

 

西福寺(写真右端)前

西福寺 正面

西福寺はあとにしてさらに松原通を上り「六道珍皇寺」に向かう

「六道参り」の横断幕

前の写真より、さらに登ると六道珍皇寺前(写真左端)に出る

古くから京都では、あの世とこの世の境目だと信じられてきた場所があった。京都三大葬送の地のひとつとして知られる東山の「鳥辺野」の入口「六道の辻」で、ココが、それとされている。

 

昔はこの辺はもう風葬地になっていた。【地図①】に「轆轤町(ろくろちょう)」とあるが、「髑髏町(どくろちょう)」がナマったのだそうだ。

 

六道珍皇寺六道参り↓

 

六道珍皇寺表門(【地図①】の右端上)

六道参りのタテカン(写真左端)

前の写真奥の境内のテント

名物の「高野槇(こうやまき)」の売店

売られる高野槇を家に持ち帰ると、冥界で鐘の音を聞きつけたお精霊さんは、この高野槇の穂先を伝って帰ってくるといわれているとのこと

 

高野槇のほか、愛宕の樒・伊勢朝熊の黄楊(柘植)・蓮・麻幹(苧殻)・溝萩・早稲・駒繋などを売る花屋の露店が立ち並ぶ

ホウズキの売店

有名な六道珍皇寺の先祖の霊を迎える「迎え鐘」

境内のイチバン奥で、やっとプチ移住者の3人に追い付いた。最近またお一人増えたのだ

前から迎え鐘を撞いてみたかった

お賽銭を入れこの縄を引くと、お堂の中の吊り鐘が鳴る仕掛け(お賽銭入れなくても鳴る)

この鐘の音は、ご先祖様に聞こえるとのこと

17時から西福寺で住職による「九相図」と「地獄絵図」の解説が写真右端の部屋であるとのことで西福寺にもどる

下の写真は、前の写真の上部の額。前の写真奥に迎え鐘が見える

奥の迎え鐘。寺ごとに迎え鐘があることを初めて知った。六道珍皇寺だけかと思っていた

「九相図」と「地獄絵図」は、ザンネンながら撮影禁。住職のお話はタップリ50分もあった。幸い冷房があったので助かる。

住職は川崎の出身で、我家の菩提寺「横浜市神奈川区の慶雲寺」の住職をご存知だった。

 

九相図と地獄絵図の説明↓

 

いただいたお札

近くの「力餅食堂」で夕食することに

大力食堂とか力餅食堂とか、いかにも京都の大衆食堂らしいレトロさがあり懐かしい気分になる。昨今のインフレで値段は上昇していたが💦

前の写真の下の段、店名のように餅菓子類も売っている

冷やしきつねうどん

かき揚げうどん

冷やし中華

外に出てみると、夕闇迫るという感じになっていた

最後に六波羅蜜寺(【地図①】の左端)に行く

ココでも迎え鐘あり❗ 宗派に関係なく風習になっているようだ。写真右端が本堂

かわいい鐘突堂

どこもシステムは同じ

20時からの「大萬燈点燈法要」に参加する

法要は、この本堂内で行われた。100人は超えるくらいの参加者だった

 

20時40分終了。この時間になると、さしもの京都もかなり涼しくなっていた。

「四条河原町南座」前まで歩いたが暑くはなかった。南座前で解散。

祇園祭から居続けているNさんと「四条京阪前」バス停から63番の京都バスに乗り「常盤仲之町(スーパーマツモト前)」で降り帰った。