タクシーの運転手になりました。 その3 |         きんぱこ(^^)v  

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      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

まだ4か月目で、よくわかっていませんが、もちろん秋の10月11月は紅葉などの紅葉。

12月1月は一応師走の忘年会や年末年始、初詣や新年会。

3月は梅、4月は桜。

5月は葵祭、6月はまだよくわからなくて、7月は祇園祭。

8月は大文字などがあるけど、6,7,8月はオリンピックや猛暑。

などがあるわけですが、2月は一年を通じて最も閑散期になるらしいです。

 

確かに、街を流していても、ほとんど乗ってこない。

 

そんな中で、私は西院や太秦など京都の下町を中心に走り回ったせいか、今月の売り上げ成績が、なんと!、4位になった。

まだ6カ月の見習い期間中で、貸し切りなど何の技も習得してはいません。

ただ基本に粘り強く走り続けたのと、超過勤務ギリギリまで頑張ったことが結果に出たのでしょう。

 

ベテランのおじさんたちもびっくりビックリ(笑)

 

 

けど、これにはいろいろと事情があって。

私が売り上げが良かったというよりも、他の人が本気ではなかったということでしょうか。

 

京都の場合は観光地なので、京都のドライバーは京都駅やホテル、観光地に並んで、貸し切りや長距離を狙います。

そんな時に必要なのが英語や中国語、観光場所の知識、そして観光施設へと案内させるセールストークなど。

 

シーズンになると、一日5万円6万円の売り上げを上げる人がざらに出てきます。

毎月一日5万円も売り上げをあげていたら年収600万円を超えてしまいます。

貸し切りは別として一日に5万円を超えようと思うと、長距離や中距離のお客様を何回も乗せるか、お客様を降ろしたらすぐに次のお客様が乗って来るような状態が4,5組続いてそんなことが一日に4,5回ほどないとクリアできない。

連続してお客様が乗ってくると、3回目位から誰が乗っていくらの料金だったか解らなくなってくる。

幸いにも乗車履歴がタブレットで確認できるようになっていますので、金額などは後でわかりますが、誰が、何人乗ったかはわかりません。

よく赤信号で乗車履歴をメモしている運転手がいますが、そうするしかないのです。ただ、お客様と話をしながらの運転になると、運転しながら、話しながら、赤信号でメモするなどと言う器用なことは私にはできません。

 

シーズン中の売り上げは思う様に上げられないと思った私は、下町のお客様を中心に営業を行ったのが功を奏したのか、2月の売り上げ成績は上がったというより下がらなかった。

その結果なのですね、この成績は。

 

けれども、一定の売り上げを維持し続けるのはなかなか大変。

休みの日はぐったりとして寝るだけの一日になってしまいます。

 

これではいつの日か体を壊すかもしれないと思う私でした。

 

試行錯誤は続きます。

 

 

続く。

 

 

 

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読者の方でタクシーの運転手になりたいと思った方は、もしよろしければ一度出会って私で良ければ紹介させてください。

紹介入社料が出るそうなので、単に面接をして入るより得になります。

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