外伝「葬儀」--備忘録-- |         きんぱこ(^^)v  

        きんぱこ(^^)v  

  きんぱこ教室、事件簿、小説、評論そして備忘録
      砂坂を這う蟻  たそがれきんのすけ

昨日、ある人の葬儀に行った。


私が、ブログのルームで書いていることを思い出した。


人はいつか死ぬ


人生良かった・・・と思って死ぬ者。


人生こんなはずじゃぁなかった・・・と思って死ぬ者。


なんでもう死ぬの?・・・と思って死ぬ者。


今死ぬわけには行かない・・と思いながら死ぬ者。


思う間もなく死んでしまう者。


そう思えば、自分の目的や義務を果たせて死んで行く者は幸せだろう。


大きな宇宙の中で、奇跡的で薄氷を踏むような環境の中で「生物」は生きている。


わずかな期間を有機物として生きて行き、やがて灰になって無機物となる。


なんでなんだ?と思う。


宇宙が何かの生き物のとある部分だとすると、地球に湧く生物は地球という細胞を潰す癌なのかもしれない。


宇宙にも癌があり、


地球にも癌があり、


そして、癌そのものの生物にも癌がある。


生物は生まれ、死ぬ。


かたくなに、何千年もの間・・・必死でこれを繰り返している。


なぜだ!。


なんの目的で?


わからない。


魂を伝え続けるため?


生と死を繰り返して生きることが良いことなの?悪いことなの?


わからない。


宗教では、このことを解ったように語り継ぐ。


誰にもわかるものか。


生物は確実に青い地球を灰色の地球に変えようとしているのかもしれない。


その人は、癌で亡くなり、体は灰と化し、心は子孫に語り継がれた。