最近、新聞やテレビの中でよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。学校の授業や仕事を通じて「SDGs」を知ったという人も多いのではないでしょうか。持続可能な開発目標(SDGs)とは「2030年までに世界にある社会課題を世界のみんなで協力して解決しましょう」 という国連サミットで採択された国際目標です。
先日損保ジャパン八幡支社にて「SDGsワークショップ The Action ! ~SDGsカードゲーム~」に参加致しました。
このワークショップに参加し、なぜ私たちの世界にSDGsが必要なのか?SDGsがあることによってどのような可能性が生まれるのか?を体感的に理解することが出来ました。とても面白い内容であったため、ご紹介致します。
SDGsカードゲーム 簡単なルール説明
- 個人は様々な役割を担い(ベンチャー企業・医療機関・行政等々・・)それぞれゴール条件(お金を〇〇まで集めるや時間を〇時間集める等々・・・)を持っています
- ゲームを通じて個人の志(ゴール)を形にするために動いていきます。
- 限られた時間やお金の中でチーム、時にはチームの枠を超え全体で社会課題の解決に向けたプロジェクトを実行します。
ところが・・・
プロジェクトの実施によって地域の状態は刻々と変化していきます。経済・社会・環境はともに密接しており、お互いが影響し合っています。(経済が発展していく中、環境はどんどん破壊させていく。経済が発展していく中、雇用が充実し社会が作られていく。等々・・)
個人の志を目指すとともに、バランスのとれた3つの好循環も目指していきます。
ゲーム終了時に、
個人のゴールを無事達成することが出来たのか?
チーム内のみならず参加者全員がゴールを達成するために協力することが出来たのか?
経済・社会・環境のそれぞれの状況メーターはどうなったのか?
複雑な内容をチーム内で試行錯誤しながら、より良い未来を作っていきます。
---------------------------
ゲームを通じて、体感的にSDGsの本質を理解することが出来ました。
SDGs(目標)がなぜ必要なのか?
社会課題をより早く解決するために地域全体が理解を深め、パートナーシップを結ぶことが重要であることからと感じます。皆が手を組んで取り組めば本当に良い地域、社会になるということ。
SDGsがもたらす可能性は?
ゲーム体験を通じて個人でも取り組めることや個人だけでは不可能なことが、はっきり実感出来ました。そんな時に、プロジェクト実施に向けて声をあげたり・かけてもらい、協力し無事に解決することが出来ました。
協力者が多ければ多いほど可能性は無限大です。勇気を出して協力を仰ぎ、それに周りが答えてくれ解決に導いてくれることで個人が主体的に取り組むことの大切さも学ぶことが出来ました。
「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがあります。個人の思いが地域にどう影響するか実感出来ないことも何かを通じて、きっと繋がっています。考えさせられるようなワークショップでした。
この記事を通して、皆さまがSDGsについて考えるきっかけになれば幸いです。
タスクでのその他のSDGsの取り組みはこちらをご覧ください。