病気への差別と親子愛をテーマにした人間ドラマ。ただの刑事物ではない。

 

映画作品情報

     
題 名 砂の器
原 題 砂の器(松本清張)
公 開 1974年
時 間 2時間23分
制 限
シーン 殺 人
ヌード
監 督 野村芳太郎
出 演 丹波哲郎
加藤剛
森田健作
島田陽子
山口果林
緒形拳
渥美清、他
評 価 ★★★★☆ 4
再視聴 時間をおいてもう一度見てみたい

 

 

 

 

舞台・設定

   
舞 台 昭和40年代の日本
警視庁捜査一課の刑事ドラマ
設 定 ひとつの殺人事件の捜査の中で刑事が犯人とその父親の過去を探していく物語

 

刑事ものであるがミステリー要素は少なく、親子の関係や病気への差別といったことが描かれている人間ドラマ。キャストも豪華で見ごたえのある映画。

 

 

役名(俳優)

   
今西栄太郎(丹波哲郎)
  警視庁捜査一課の刑事

 

吉村弘(森田健作)
  西蒲田署の刑事

 

和賀英良(加藤剛)
  音楽家

 

高木理恵子(島田陽子)
  和賀の愛人

 

田所佐知子(山口果林)
  和賀の婚約者、大臣の娘

 

三木謙一(緒形拳)
  被害者、元巡査

 

 

 

キーアイテム

らい病(ハンセン病)

 

 

 

 

あらすじ

昭和46年6月24日早朝、国鉄蒲田操車場で身元不明の60代の死体が発見される。所持品のマッチから前夜にバーで若い男と話していたことがわかる。バーの店員は東北訛りの「カメダ」という言葉だけを覚えていた。今西たちは「カメダ」という人名や地名を探すが捜査は行き詰まる。その時、岡山から伊勢参りに行ったまま帰ってこない父親の捜索願をだした息子が現れ被害者の身元が判明する。

 

捜査に当たる吉村は返り血を浴びたはずの犯人の白いシャツを探していた。一方、今西は「カメダ」を見つけるが・・・

 

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感想

オープニングは「カメダ」を探す旅から始まります。東北訛りの「カメダ」ということから刑事の今西と吉村は秋田の亀田を訪れます。映画序盤はこの「カメダ」の謎解きですが、ミステリー要素はこれくらいであとは事実を紐解いていく今西刑事の旅によって犯人がわかっていきます。そして今西の謎解き披露の中で犯人親子の旅と愛情を描きクライマックスを迎えます。

 

この映画は親子の愛情を描いた重いテーマの刑事物になります。

 

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