昨日のNHKで紹介された本

    「思考の整理学」 外山滋比古著  ちくま文庫


 東大生と京大生が、今一番読んでいる本と評判らしい・・・


 20年前ぐらい前に書かれた本が、若者の間で流行した理由のひとつが 帯に書かれたこの言葉


     「もっと、早くに読んでいればよかった・・」


 そして、実際に読んだ東大生にもインタビュー


     「あぁ、こういう考え方もあるんだな・・・・と思いました。」だそうです。




 とりあえず まだ読んでいないので・・・・NHKの紹介で感じたことを・・・・・


   「グライダー」という序章で書き出された内容は、

 

 自力で飛べないグライダーと 教科書がなければ勉強できない学生対比して書かれたようです。


思考力を持たず、暗記だけで勉強をこなしてきた人間は、いずれコンピューターに仕事を盗られますよ!!


  というメッセージらしい・・・・


 確かに社会に出て働き始めれば、高卒でも東大生より仕事の出来る者がいる・・・


   いわゆる思考力のある人間・・・指示される前に必要なことは何かを考え、起こりうる問題点を探し、


   解決策を考える・・・質問されるまで、待ちの姿勢でいる人間は、自力で飛べないグライダー・・・は 納得


  学生時代までしか通用しない勉強方法で、一番になっても コンピューターに負けるのでは・・・・うーん


   学費の無駄とは言いませんが・・・・人件費よりコンピューターの方が安いと言われる人材では・・・ね


  

  戦後の日本教育「従順で純良な労働力を育てる」をモットーに学力アップ・・


 それが今の50.60代の方々であると言える・・・その人たちが思考力のある人間を育てるのは難しい


   まず、その教育方法が分からないだろう・・・しかし考えることをトップ(官僚)にまかせ


     従順に働いてきた 仕事大好き人間たちの勢いで 日本は高度成長を遂げてきた


が、ここに来て それだけでは生き残れなくなってきた・・・・今こそ思考力を・・ってことなんだろうな


  今からでも遅くない・・・新しい教育方法を親子共に身に着ける時代になったことを喜んで、


   この本を読んでみようかな・・・・笑