昨日の続きであるが、悪戯の境界線というのは、とても難しい・・・


  そういう意味では、「ドッキリ企画の番組」を嫌う人も多い・・・


 では、どのように悪戯を上品かつユーモアを交えて楽しめるか・・・


  僕の波長にぴったりな 悪戯の代表を一つ挙げてみる・・・・



     一つの悪戯から町の名前が発生した例  -いたずらの天才 72ページより-


 ジョージア州を横切る街道を歩いていた一人のふざけ屋が、


  道の傍の大きな岩にペンキでこう書き付けた。

  

     「ひっくり返しておくれ」


  後から来た旅人達は、大汗かいてその岩をひっくり返してみる。


   と、そこにはまたこう書いてあるのだ。


      「もう一度、ひっくり返しておくれ。また誰かをひっかけるから」


  まんまと一杯くった連中は腹を抱えて笑うか、「こん畜生!」と言うかして先を急いで行った。


  それからしばらくして、この岩のある場所に部落が出来たが、その村は・・・


      「トーキング・ロック(ものいう岩)」 と呼ばれるようになった。



 なんと、シンプルな悪戯だろう・・・・・


近年の悪戯というか「ドッキリ」でもこのようなモノがあった。


     KinKi Kidsの堂本剛君が堂本光一君を引っかけたドッキリ・・・


 あのシンプルさにも笑った覚えがある・・・・・確か「大都会の孤独」とか言う壮大な名前をつけて


   光一君が車の後部座席に乗り込むと、発進・・・と突然 車が真ん中から真っ二つになり


   前席だけが進んで行ってしまい、後部座席の光一君が呆然と見送るというものだった・・ 



この「ドッキリ」を見ても分かるように、


  とにかく悪戯は準備に手間をかけ、しかしシンプルな一言・・または一つの動作で一瞬に・・


 というのが最高である・・


  そういう意味では、石田君のワンプッシュでの写メによる悪戯・・・そして


  その逆襲に 同じく写メ返しをした若林君の悪戯は、


  シンプルで わずかに毒があるブラックユーモアなモノだと言えるだろう・・・僕は好きだなぁ・・・