MONEYzine 1月23日(日)14時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110123-00000001-sh_mon-bus_all
カードローンの「レイク」が、20~50代のサラリーマン1000人を対象に実施した、
「2010年サラリーマンの小遣い調査」に関する記事です。
調査によると、ランチ代の平均は500円で、昨年よりも90円ダウンし、
過去10年間で最も低い金額となりました。
サラリーマンの財布のヒモが固くなる中、なんとかして顧客を獲得するために、
値下げ競争に走る企業も少なくありません。
牛丼チェーン店では、「松屋」が牛めしの並盛りの価格を240円と
業界最安値に設定したのを皮切りに、「すき家」は牛丼の並盛りを250円に、
「吉野家」は牛丼の並盛りを270円にそれぞれ値下げしました。
期間限定などもあるものの、各社で激しい価格競争を行っています。
こうした顧客獲得競争が行われている中、カラオケ店が割安なランチメニューを
提供し、学生や主婦を中心に支持を集め始めています。
カラオケの「シダックス」は、ランチメニューに1時間のルーム利用料を
セットにして、580円で売り出しました。
メニューは、「目玉焼きのせハンバーグステーキ」、
「カニ入りクリーミーコロッケカレー」、
「あったかとんこつラーメン&明太ごはん」など7種類があり、ドリンクとデザートが
付いているほか、希望すれば無料でライスを大盛りにしてくれます。
このメニューなら、食事だけでも十分楽しめます。
都内の「パセラリゾーツ」のお茶の水店は、日替わりパスタをはじめ、
ナシゴレン、タイカレー、回鍋肉やチンジャオロースー、
サラダやデザートなど、約15種類の料理が楽しめる本格的な
「カラオケランチバイキング」を提供しています。
好きな料理を好きなだけお皿に盛ったら、個室に移ってカラオケを
楽しむことも可能。
コーヒー、紅茶、オレンジジュースなどのソフトドリンク飲み放題も
セットになって、価格は90分980円。
設定時間や価格は店舗によって異なりますが、
どのお店もリーズナブルな価格で提供しています。
最近では、学生や主婦以外の利用者をはじめとして、昼休み中にカラオケ店で、
ランチを済ませるサラリーマンの姿も見られるようになっているようです。
牛丼チェーン店などの外食店にとっても、新たなライバルともいえそうです。
これからは、価格競争に加えた付加的なサービスも、競争の要素になりそうです。
価格破壊は、買い手には良いかもしれませんが、
売り手は、どこで利益を上げているのかと、心配になります( ̄_ ̄ i)