母性
Corona禍以前は《今年もシングルベル》だなんて毎年クリスマスになると溜め息をついていましたが
ここ数年は知らない方との濃厚接触はタブーだったり、今年は新境地でそれどころではないと言い訳ができます
というか そんな事 全く頭になかった
終わってますね
次の定休日は映画館でもしかしたらハシゴしなきゃだから劇場公開作品の紹介は連続していきますよ
2022年73本目に観たのはこちら
『母性』
📒ベストセラー作家・湊かなえの同名小説を映画化し、戸田恵梨香と永野芽郁が母娘役を演じたミステリードラマ。ある未解決事件の顛末を、“娘を愛せない母”と“母に愛されたい娘”それぞれの視点から振り返り、やがて真実にたどり着くまでを描き出す。
女子高生が自宅の庭で死亡する事件が起きた。発見したのは少女の母で、事故なのか自殺なのか真相は不明なまま。物語は、悲劇に至るまでの過去を母と娘のそれぞれの視点から振り返っていくが、同じ時間・同じ出来事を回想しているはずなのに、その内容は次第に食い違っていく。
物語の中で出てくる“女には2種類しかいない。母か、娘か。子を産んでも母になれない女性が一定数いる”
母娘の確執を描いたエッセイや、17年間 店で色々な中には母娘同伴の母親を見てきたので妙に納得しちゃいました
作中に出てくるクズ父親を始めとする男性って感覚としてあまり↑そこは解らないんだろうけれど
出演者全員が人の裏表を表現するのが凄すぎて、誰一人欠けても成り立たないんじゃないかと思う位それぞれの演技が素晴らしかったです
物語を盛り上げメリハリを出すために大地真央と高畑淳子の演技は大袈裟で下手をするとコントにも見えかねないのですが個人的には大好物です
ひたすら嫌な空気感が張りつめて当事者っぽい人は観ていて嫌になるんだろうな~・・って感じる程に凄い作品
いつもは全く興味が無いのですが、日本アカデミー賞ではどれ位の項目で名前が上がるのか楽しみです