ルードビィヒ・バッハの音楽 | 翡翠の千夜千曲

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Johann Ludwig Bach (1677- 1731) Suite in C major, Thomas Hengelbrock

Johann Ludwig Bach (1677- 1731) Suite in C major 

1. Overture 

2. Air 

3. Menuet 

4. Gavotte 

5. Air 

6. Bourree 

Freiburger Barockorchester 

Thomas Helgebrock, Conductor 

Rec.: 1991 In video, picture of Johann Ludwig Bach

 

Johann Ludwig Bach motet “Das ist meine Freude“

Concert du 24 juillet 2014 en l'Eglise St Michel des Lions à Limoges dans le cadre du Festival 1001 notes. Jeune Chœur du Limousin et Ensemble instrumental et vocal Chronochromie Direction Jean-Michel Hasler.

 

Johann Ludwig Bach (1677-1731) - Trauermusik

※ Trauermusik 葬送のための音楽

 

 

 

 現在の扱いはどうか知りませんが、昔生物の授業の中でメンデルの法則について学ぶとき、エンドウ豆の研究内容があって、そのついでに出てきたのか教科書に掲載されていたのかどうかは不明ですが、バッハ家の話が出てきたのを覚えています。 メンデル本人が言ったことではないと思いますが、妙に心に残っています。勿論音楽家の家庭生活そのものである環境因子も関係するでしょうが、遺伝の例として話されたのだと思います。

 ヨハン・ルートヴィヒ・バッハ(Johann Ludwig Bach, ユリウス暦1677年2月4日 - グレゴリオ暦1731年5月1日)はドイツ・バロック音楽の作曲家でヴァイオリニストでした。年齢的に言えばヨハン・セバスチャン・バッハより8歳年上の遠戚に当たります。せっかくの機会ですから、バッハ家の家系図に今日を持たれた方はリンクを辿ってみてください。ルードヴィヒは図の下の方にいます。

 父親はカントルでオルガニストのヨハン・ヤーコプ・バッハ(1655年 - 1718年)です。1688年から1693年までギムナジウムにて学び、22歳でマイニンゲンに移り住み、1699年からマイニンゲン宮廷音楽家になっています。1703年から同地でカントルならびに教師に就任し、1711年から宮廷楽長としてマイニンゲン宮廷楽団を統轄しました。
 ヨハン・ルートヴィヒの多作家であったようですが、その膨大な数の作品はマイニンゲンや近隣の都市で、定期的に上演のされているものの、現在はほとんど遺されていません。J・S・バッハは、ルードヴィヒを芸術家としてきわめて高く評価していました。ですから、J・S・バッハは彼の作品のうち、いくつかのカンタータを筆写し、ライプツィヒで上演しています。それが勘違いのもとだったようですが、ヨハン・ルートヴィヒのカンタータ「Denn du wirst meine Seele nicht in der Hoelle lassen 」は、以前はヴォルフガング・シュミーダーの目録では、J・S・バッハの作品(BWV15)とみなされていました。逆に言えば、ヨハンのお陰で幾ばくかの作品が生き残ったとも言えます。

 ヨハン・ルートヴィヒのモテットは、11曲が、アマーリエ図書館に2つの曲集のうちに伝承されている。2つの四部合唱と通奏低音が基準となっている。

 22曲の知られた教会カンタータのうち、ヨハン・ゼバスティアン・バッハは18曲を、1726年2月中旬から9月までライプツィヒで上演した。これらのカンタータは、マドリカル形式の歌詞がなく、古いタイプに属している。歌詞の構成は、旧約聖書からの引用~レチタティーヴォ~(有節形式の)アリア~新約聖書からの引用~アリア~レチタティーヴォ~合唱~コラールの順に行われている。編成は、四部合唱と弦楽合奏が基準となっているが、時折2つのオーボエを伴うことがあり、2つのホルンを伴うカンタータも1曲ある。葬送音楽(1724年)は、エルンスト・ルートヴィヒ公の埋葬のために作曲された。2つの四部合唱、3つのフルート、2つのオーボエ、ファゴット、2つのトランペット、打楽器、弦楽合奏と通奏低音のために書かれ、編成は驚くほど豊かである。

 今日は雪が降るかも知れないと、天気情報が伝えています。こんな日には、遠い従兄の作品を遺してくれたセバスチャンとルードビィヒを偲びながら温かい気持ちになってくれたらうれしいです。CDのジャケットのデザイン少し気になります。ごめんなさい!

 ※ 資料 Wikipedeia等

 

※ 演奏会のご案内⑫

 

 

Funeral Music

BACH,JOHANN LUDWIG (Artist) Format: Audio CD

Track Listings
1    Priam Pars: O Herr, Ich Bin Dein Knecht
2    Prima Pars: Recitative 'Du Gottes Ebenbild'
3    Prima Pars: Aria 'Ach Ja, Die Ketten'
4    Prima Pars: Recitative 'Dein Will Kann Nicht Das'
5    Prima Pars: Aria 'O Herr, Ich Bin Dein Knecht'
6    Prima Pars: Recitative 'So Kannstu Aus Dem Diensthaus'
7    Prima Pars: Aria 'Ob Gleich Aller Treiber Wut'
8    Prima Pars: Recitative 'Ja, Der, Dem Alle Macht
9    Prima Pars: Chor 'Meine Bande Sind Zurissen'
10    Secunda Pars: Duett 'Ich Suche Nur Das Himmelleben'
11    Secunda Pars: Choral 'Herr Jesu Christ'
12    Secunda Pars: Duett 'Drum Will Ich Auch Dankopfer Bringen'
13    Secunda Pars: Aria 'Das, Was Ich Meinem Gott Versprochen'
14    Secunda Pars: Choral 'Herr Jesu Christ'
15    Secunda Pars: Duett 'Drum Welt, Ade, Ich Bin Dein M
16    Secunda Pars: Aria 'Jerusalem, Ich Tu Verlanger'
17    Tertia Pars: Chor 'Dir Will Ich Dank Opfern'
18    Tertia Pars: Recitative 'Was Ist Der Mensch, Herr'
19    Tertia Pars: Aria 'Dies Macht Dein Sohn'
20    Tertia Pars: Recitative 'Befreit Mich Nun Der Sohn'
21    Terita Pars: Aria 'Lob Und Dank Zum Opfer Geben'
22    Tertia Pars: Recitative 'Doch Eines Weif Ich Noch'
23    Tertia Pars: Aria 'Da, Da Will Ich Dir Bezahlen'
24    Tertia Pars: Accompagnato 'Die Herrschaft, Welche Nur'
25    Tertia Pars: Aria 'So Viel Gnadengaben'
26    Tertia Pars: Final Chorus 'In Dir Jerusalem' - Chorale 'Preis, Lob, Ehr, Ruhm, Dank, Kraft Und Macht'