前方向にエネルギー波を出す時に後ろにも出してバランスを制御するって、もしかして能力バトル描写において案外ありがちな手法だったりします?
 
怪獣8号読んでたら筒状の大型銃みたいな武器を放った時に後ろ方向からも衝撃波みたいなのが出てるのを見てふと思いました。あれ薬莢みたいなもんというか、爆発が後ろから逃げてるだけなのかな。
こないだ半分も戦車の筒部分を武器にしてたけど、同じように前だけじゃなく後ろ側からも衝撃波出てたのが印象に残っていて、でもそこに説明が入らなかったから、わざわざ説明するまでもない構造的に当たり前の描写なのかなって思って気になってたんです。
 
 
というのも何の話かというと、僕これ系の前への力とバランスを取るために後ろにも放つっていう発想、リボーンのオリジナルだと思ってたんすよ。イクスバーナーだっけ?ちょっとうる覚えですけど。
子どもの頃から、かめはめ波とか踏ん張るのミスったら後ろにひっくり返らないのかなっていうシンプルな違和感を持っていたので、それに対する完璧な回答でしっくり来たのをよく覚えてます。
 
リボーンの技の発想かなり好きなものが多かったなあと思います。今思うと結構ひとつひとつの技を理屈として言語化していましたよね。
あの時代の漫画って、トンデモ理論とギリ納得できる理屈のバランスがいいというか、僕が好みの理由付けをする漫画が多かったように思えます。そら世代なんだからそうか。
 
時雨蒼燕流とかいうオシャレすぎる流派、かなり好きだったな。逆巻く雨とか篠突く雨とかシャレすぎ。水の呼吸なんて目じゃねえぜ!キャラ的には山本に刀使って欲しくなかったけど。
骸とかも普通にかっこよくてめちゃくちゃ好きだったし。堕ちろ、そして巡れ・・・。いくつになってもこういうの好き。
獄寺は肝心な場面でも意地張って山本の足を引っ張り続けるサンジの劣化みたいなやつだったから好きじゃなかった。
 
残念ながら未来編あたりから話がよくわからなくなってきてフェードアウトしてしまいましたが、中盤くらいまではジャンプ内でもかなりお気に入りでしたね。
 
ところで怪獣8号、スピンオフ連載が多すぎてサムネでどれが本編かよくわからず、どうやら数回分読み飛ばしていたようです。正直もう読んでないも同然の漫画でしたが、数回分まとめて読んだらここ最近けっこう頑張ってて好印象だった。
 
金曜日はサチ録推しです。