動物の吐き | たろうのブログ

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「吐く」とは?

よくペットが吐き出した様子を見て「吐いた」という表現を使われるかと思います。

ただ「吐く」という行為には種類があり、それによって原因も治療方針も多種多様です。

今回は「嘔吐」と「吐出」についてです。

先程、吐きには種類があると申し上げましたが、大きく「嘔吐」と「吐出」に分類されま

す。

まず嘔吐とは、食べたものが胃や腸に入ったあとに口から排出されることを表します。胃

腸に入っておりますので消化がある程度行われ、吐き出すものは胃液や消化物が多くなり

ます。また食後から吐くまで数時間かかっていることがほとんどです。

一方で吐出とは、食べたものが胃や腸に入って消化が行われる前に、口から排出されるこ

とを表します。そのため、未消化物を吐き出し、食後から吐くまで数分から数十分と王と

より短い時間になります。さらに吐出は前兆なく突然起こることが多く見受けられます。

どちらも口から吐き出されるという点では似たような症状を呈していますが、実際のとこ

ろは大幅に異なった原因が潜んでいます。考えられる疾患は数多あります。

嘔吐:過食、胃炎など消化器疾患、膵炎、内分泌疾患、異物など

吐出:咽頭の異常、巨大食道症などの食道疾患、神経疾患、異物など

今あげたものはほんの一部の病気になります。そのため原因追究をするためには検査が必

要なケースがしばしばあります。

「吐く」という症状で来院されたときには、1日に何回吐いているのか、どういった性状

のものを吐くのか、症状は急性なのか慢性なのかなど様々な問診が行われますが、その際

に嘔吐か吐出なのかを考えてみると、より早期発見に繋がるかと思います。

嘔吐、吐出どちらにせよ、吐くことは動物にとっては体力を消費する活動になります。も

し少しでも不安な症状があるようでしたら、いつでも病院のほうにご連絡いただければ幸

いです。