『浄瑠璃寺』・・・大阪・京都・奈良、仏様を拝する旅【仏旅】2015夏-18 | ◆ お気楽写真帳 ◆

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SL風景・スナップ・花などの写真撮影と仏巡りを中心としたブログです。宜しければご笑覧下さい。

●所在地・・・京都府木津川市加茂町西小札場
●山号・・・小田原山
●宗派・・・真言律宗
●御本尊・・・九体阿弥陀如来、薬師如来
●創建年・・・1047年(永承2年)
●開基・・・義明


○関西花の寺二十五ヶ所霊場第16番札所



浄瑠璃寺の創建については、不明な点が多く詳しくは判りません。当初、東方浄瑠璃世界の教主である薬師如来様をお祀りしたことから、浄瑠璃寺と称しました。1107年(嘉承2年)現本堂である阿弥陀堂が建立され、九体の阿弥陀如来様を安置しました。1150年(久安6年)興福寺一乗院の僧恵信が宝池などの庭園を大々的に整備しました。そして、その後、本堂阿弥陀堂を西岸に移し、現在の並びになりました。



2012年春、2013年春に続いての再訪です。私が仏様に目覚めて以来4年間で、3回も訪れています。



■山門


山門をくぐると、まず宝池と整った庭園が見えてきます。



に薬師如来様をお祀りする三重塔【国宝】西に面して建つ。そして、宝池を挟んで、西に九体阿弥陀様をお祀りする阿弥陀堂【国宝】が東に面して建つ。

太陽は三重塔の建つ東から登り、阿弥陀堂の建つ西に沈みます。

薬師如来様は、病気などの現世での苦悩を救い、西方浄土に送り出してくれる仏様。そして、それを迎えてくださるのが、阿弥陀如来様で、人々を理想郷である極楽浄土に往生させてくれる仏様です。

東方瑠璃光浄土の薬師如来様。西方極楽浄土の阿弥陀如来様。 



■三重塔【国宝】藤原時代


秘仏薬師如来【重文】平安時代
三重塔内に安置されるこの薬師様は、浄瑠璃寺創建当時の本尊とされています。

秘仏のため、まだ直接お逢いしたことはありません。そう遠くないいつか、お逢いしたいと思います。



■本堂(阿弥陀堂)【国宝】藤原時代



太陽の沈む西方浄土に迎えてくれる阿弥陀如来様を西に向かって拝めるように東向きにし、前面に浄土の池を配し、その対岸から文字通り彼岸に来迎仏を拝ませる形にしたものです。一体一体の阿弥陀如来様が堂前に扉を持っています。




どうしてもお逢いしたかった仏様・・・九体阿弥陀如来【国宝】  




●九体阿弥陀如来【国宝】藤原時代
浄瑠璃寺パンフレットより

末法思想が流行した平安末期には、競うように九体阿弥陀様が造られました。藤原道長の無量寿院、白河天皇の法勝寺などがありましたが、焼失して現存しておらず、浄瑠璃寺の九体阿弥陀様は、現存する唯一の例です。


●阿弥陀如来(九体阿弥陀如来の中尊)【国宝】藤原時代
浄瑠璃寺で購入した冊子『浄瑠璃寺』より

来迎印を結ぶ周丈六(丈六の3/4)の中尊坐像。そして、中尊の左右に定印を結ぶ半丈六(丈六の1/2)の坐像。

九体阿弥陀とは・・・往生には、現世での行いの善悪、信仰心の強弱などにより、9段階に分かれる。つまり、信仰心が強く善い行いをしてきた善人から人殺しなどの悪人まで、全ての人を上品上生、上品中生、上品下生、中品上生、中品中生、中品下生、下品上生、下品中生、下品下生の九つに分けて往生させてくださるという信仰です。


●四天王(持国天・増長天)【国宝】藤原時代
浄瑠璃寺で購入した冊子『浄瑠璃寺』より

光背の炎も含め、細かくしっかりした彫り、全身に渡って残る優美な感じの彩色、なかなかカッコいいです。邪鬼がぺちゃんこに踏みつけられていています。

四天王様の内、多聞天様は京都、広目天様は東京の国立博物館に寄託されています。


●地蔵菩薩(子安地蔵)【重文】藤原時代
浄瑠璃寺で購入した冊子『浄瑠璃寺』より

現在中尊の隣にいらっしゃる子安地蔵様。左手に如意宝珠を持ち、右手は与願印。とても、お優しい表情をされています。


●不動明王三尊【重文】鎌倉時代
阿弥陀堂の一番右端にいらっしゃいます。お堂全体からするとやや地味な存在に感じてしまいますが、正面に座って拝すると、その勇ましい表情やシャープな彫りが凄い存在感を感じさせてくれます。この三尊だけをお祀りするお堂があっても全く不思議でないだけのインパクトがあります。


●秘仏吉祥天【重文】鎌倉時代
五穀豊穣、天下泰平の女神様。とにかく美しいお姿です。鎌倉時代の作ですが、秘仏だったため、見事なほどに彩色が残っています。浄瑠璃寺を訪れたら絶対に拝したい仏様です。

2012年および2013年拝観時にゆっくり拝しました。今回は御開帳時期ではなかったので、お逢いできませんでした。



■潅頂堂 江戸時代

秘仏大日如来 鎌倉時代
まだ、お逢いしたことがない大日如来様。いつか、お逢いしたいです。





浄瑠璃寺。建築物も仏様も素晴らしく魅力的です。

何と言っても、阿弥陀堂!

堂内は、必要以上の照明がなく外光により程よい明るさ。真夏でもほんの少しひんやりした空気。そして、ズラッと並ぶ九体阿弥陀様をはじめとした美しい仏様方。

2012年および2013年にこのお堂に入った時は、ピンと張りつめた空気を感じましたが、今回入ってみると何故かそのピンとした空気は感じず、優しく包み込まれているような柔らかい空気を感じました。

私は、このお堂が大好きです。 私にとって、特別な存在、特別な場所です。


必ず、また来ます!




★御朱印





2012年拝観時の御朱印

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