誰かの役に立ちたい | 「Lonely Butterfly」 彼女は蝶になり、俺は海賊になった

「Lonely Butterfly」 彼女は蝶になり、俺は海賊になった

妻を子宮頸がんで亡くし、毎日はあたりまえではないこと。身をもって教えてくれた。それをきっかけにはじまったバルーンアート。闘病ブログ「2013年妻が子宮頸がんになって」誰かのためになりたい。彼女の想いを受け継いだおれ。彼女は蝶が好きだった。そして蝶になった。

たまにくるんだ。ブラックホール。
また最近ずっとぎりぎりで保ってる。

もうなにもかもが嫌になって、妻の名前を叫んで泣き崩れたくなる。

おれはひとり。

所詮ひとりなんだ。




あーはじまった。


自分でもそう思う。




でも、大丈夫。もうあとは上がるだけ‼️


最近は、こんな自分の扱いにも慣れてきたもんだよ
できればこないでほしいけど。







誰かの役に立ちたいの。
闘病中妻はそんなことをよく言っていた。



その表情はとてもきれいで

淡い光すら

彼女から放たれてるようにも見えた。







でもそれは自分がもう死ぬ。
それを認めての発言。





悲しい。


悲しい。


苦しいね。

それでもあなたは笑顔を忘れなかった







せめて臓器をあげたい。
私のすべてを困ってる人に使ってほしいのに


誰かの役に立ちたい。


そう言って吐き捨てるように
かすかに笑い

やりきれない怒りをぶつけながら
「はっ」と言う






でもわたし

ボロボロだからだめだね。














一度治ったかに思われたとき、妻は言った。
自転車に乗って光に満ちた笑顔で。




わたしの経験をみんなに話すの。
同じように苦しんでる人たちに勇気をもってほしくて。


誰かの役に立ちたい。



やすこ。
おれは、妻だったあなたの意思を受け継ぐ



そのために頑張ってる

当たって砕けながら、がむしゃらに



俺なりの。

誰かの役に立ちたい。もプラスして


おれは最終目標に向かって突き進む