日本ラグビーが歴史的勝利なるものをあげてから数日が経ちました。
2015年、1月放映の「プロフェッショナル~仕事の流儀」で監督エディ・ジョーンズさんを取り上げていましたが、覚えていますか?
エディさんが使っていた「リロード」という言葉について週間連絡書に書きました。

この「リロード」について、クラブチームのHPにはこう書かれています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
サントリー・サンゴリアスのHPより
「リロード」(解説:小野 晃征)
ブレイクダウンなどで倒れた選手が、すぐに立ってもう1回アタック出来る態勢に入ることを、サントリーではリロードと言います。お互いに「リロード」と叫んだ時には、もう一度、1人1人がアタックの形を作るということです。

例えば、タックルした後、すぐに一度立ち上がってディフェンスラインに入るとか、アタック側のボールキャリアであれば、立ち上がって次の仕事を探したりとか、ブレイクダウンでも次のブレイクダウンに行くとか、次の仕事を探して態勢を作る、ということですね。

ジャパンではエディーさん(ジョーンズ/ヘッドコーチ)が2012年に最初に活動した時に、ちょっと別の使い方をしていました。その時の「リロード」という言葉は、選手が寝て起き上がるのが遅かったので、早く起きて態勢を作るという意味で使っていました。

ジャパンではウエイトの時も含めて、全ての練習において、例えばユニット練習でも「倒れたらすぐに立ち上がって次の仕事を探す」という意味で使っています。当時のジャパンには倒れた後すぐに起き上がらないという癖があったので、そういう意味でのリロードという言葉でした。今はみんな意識はするようになりましたが、まだまだ出来ていない部分もあります。

「リロード」は、わざわざ周りが口にすることなく出来るのがベストです。1人1人がしっかり意識出来て、実際に行動が伴えば、使わなくてよくなる言葉だと思います。「リロード!」と言っているうちは、リロード出来ていないという事ですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━

どうですか?
1分、1秒でも早くリロードする。
体格で劣るジャパンラグビーが他国のチームに対して求め続けた「強み」のひとつ「リロード」は私たちの仕事にも生かせる考え方です。

「倒れた状態」は売場でいえば乱れた状態、あるいは企画などの準備段階。
この状態を如何に少なくするか?

仕組みを作るなどというまどろっこしい事は言わなくていいのです。
早く売場を立て直そうという気持ちがあるかどうかです。
良い売場を作りたいという強い思いがあるかどうかです。

良い仕事しましょうよ(^_^)。

tarezo …(-.-)y-~