2023年02月19日(日) 曇時々雨 最大風速 西南西 13.9m
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「ブラタモリ」の録画を見ました。
今日のテーマは「#229 世界の絶景~世界の絶景はどうできた?~」
結論からいうと、地球に絶景があるのはプレート活動があるからですね。
最初に映ったグランドキャニオンの VFX に既視感があるなぁ~と思ったら、年末に見た夢でした。
12:51
その後、エベレストが出てきて、山頂部は石灰岩で、その下の山体の核の部分をつくっている石はなんでしょう?ということで、
タモリさんが、その石をじっくり見ている。
いつもなら岩石の名前を即答するタモリさんが「わからないな。」と。
私も映像を見ながら「ガーネットが入っているんだ…。片麻岩かな?」と思ったら、
当たりでした~!
「きゃぁ~~~、タモリさんが当てられなかった岩石を勘とはいえ、当てたわ~!」と、ちょっと嬉しい。
てか、自分!
片麻岩は去年、さんざん見てきたんだから「勘で当てた」というのは情けないぞ!
「片麻状構造(流れるような模様)が見られるから、片麻岩」くらいのことを言えなきゃね。
しかし、インド亜大陸の衝突で地下深部にあった岩が隆起するってスゴイですね。
って、ことで以下、去年見た片麻岩の思い出に浸ります。
【変成岩から見つかる宝石】
変成岩は、既存の岩石が熱や圧力を受けて、再結晶してできた岩石(片岩、片麻岩、角閃岩など)。
プレート運動により地下深くに運ばれたり、高温のマグマに接触したりして生じます。
地下深部の岩石中で極めてゆっくりと結晶化が起こりますが、隙間がないため、おおきな結晶ができることは滅多にありません。
鮮やかな色の要因となる成分は、熱や圧力と共にもたらされます。
ルビーやエメラルドのような濃い色の宝石は、変成岩で見つかる宝石の代表です。
片麻岩 中華人民共和国/38億年
閃緑岩質片麻岩 カナダ/40億年
外壁に使用されている石材は、ジャロサンタセシリア。
ブラジル・エスプリトサント州産の片麻岩です。
花崗岩によく似ていますが、ちょっと遠目に見ると鉱物の粒の並び方に方向性があり、流れるような模様(片麻状構造)があります。
大粒のガーネットの結晶が沢山含まれています。
片麻岩は海底にできた地層が、地下深くで高温高圧にさらされて融けることなく再結晶してできた変成岩。
ブラジル・エスプリトサント州産の片麻岩には7億~5億年前のゴンドワナ超大陸ができたときの大陸衝突の力が岩石の中に記録されているそうです。
東京日本橋タワーの敷地の舗装に使われている石材は何という名前なんだろ。
最近、この手の石材をよく見かける気がします。
KITTEの東京中央郵便局の通路とか、東京駅でも使われていたかな。
写真を撮って、グーグル検索してみました。
「ゼブラタイガー」、「浪花白(なみはなしろ)」という中国産の片麻岩のようです。
「浪花白」は、構成物質は花崗岩とほぼ同じで、中~高温で変成された変成岩です。
私、なんども片麻岩見物に行っていたんだ…。