2009年04月05日(日) 晴れ
今、21集と22集を見終わりました。
24集を22集にカットしたとのことで、最後が急ぎ足だったのが残念。
もっと余韻に浸りたかった。
でも、このドラマは実に素晴らしかった。
自分のまわりの大切な人達が「漸凍人」のような深刻な病気でなくても、
人も動物もゆるやかな「漸凍人」を経験してこの世を去っていくのではないでしょうか。
段々足腰が弱って、自分の意思のとおりに体が反応しないことに苛立ったり、
人生最後の時を寝たきりで送ることになるかもしれない。
でも、大切な人達が自分より先にこの世を旅立っていくとしても、
交わした愛情の記憶は自らの最後の時までこの世にあるのだとそう思えました。
辛いけど、生きていくことに希望が持てる爽やかな“大結局”でした。
このドラマに登場する人達が、前向きに愛し、前向きに苦しみ、前向きに悲しんでいたせいか、
私はほとんど涙することはありませんでしたが、最後に流れるテーマ曲を聴いてぐっときました。
就算你在天辺、 就算你在地辺 (たとえ君が天にいるとしても たとえ貴方が地上にいても)
が、次の一節では、
雖然你在天辺、 雖然你在地辺 (君は天にいるけれども あなたは地上にいるけれども)
になります。
とても素敵な曲です。